2023年06月16日
第4回わくわく感謝祭のお知らせ
こんにちは。
「461日振りのログインありがとうございます」に驚いた

最近、インスタとfacebookへの投稿が主になってしまい、すっかりこちらにご無沙汰してしまいました。でもまさか1年以上とは!

2020年10月、弊社の駐車場だった所に、ショールーム兼ふすま、障子、網戸の張替え作業場ができました。
2021年10月、ショールーム一周年記念イベントを開催しました。
それまで弊社はたまに旧ショールームでミニ畳作りのワークショップを開催していたのですが、この一周年記念で初めてワークショップ+キッチンカーや飲食店の出店者さんというスタイルのイベントを開催しました。
これがなかなか好評だった為、その後約半年に1回のペースでイベントを開催するようになりました。
そして来る2023年6月25日(日)9~15時、「第4回わくわく感謝祭」を開催する運びとなりました

9時~12時は予約制ワークショップを行います。
9時~10時はミニ畳作り。10時~12時は、そのミニ畳に糸掛けアートまたはハスランプまたはフラワーアレンジメント作りになります。

12時~は予約不要のお気軽ワークショップです。
畳表でコースター作り、小さな糸掛けアート、モザイクガラスDeco、小さなプリザーブドフラワーアレンジメント、ハーバリウムボーペンができます。
以下、出店者様の紹介です。
・citta=糸掛けアートと小物の販売
・handmadesalon Akane=ハスランプ、モザイクガラスDecoと小物の販売
・アトリエrin-rin=和風プリザーブドフラワーアレンジメント、小さなプリザーブドフラワーアレンジメント、ハーバリウムボーペン
・ヴェリテ=前世鑑定、作品リーディング
・Blue bird=ヨガボディセラピー&ソルトポット腹ぽかケア
・深沢種苗園芸=苔玉、盆栽、鉢植えのお花等
・Pomaikai=クレープ(キッチンカー)
・k’dash=炭火串焼き(キッチンカー)
・CoCo OiDE=お弁当、丼、ドライカレー、ビビンバ、鶏テリ、地場野菜
・Hanacaffe=コーヒー、ワッフル
・まことや=かき氷、宝探し
・株式会社新海畳店=畳縁と畳表の手作り小物の販売、社長による畳の手縫いの実演と手縫い体験(14時頃)
開催場所は株式会社新海畳店のショールーム前と倉庫前の駐車場です。静鉄バスの登呂一丁目バス停目の前です。雨天でも荒天でない限り開催します。
ワークショップのご予約は株式会社新海畳店のホームページのお問い合わせフォーム、インスタまたはfacebookのメッセージからお願いします。
2020年11月29日
最近法多山に足が向いています(1)
こんばんは。
やっとブログを書けるようになった静岡の畳屋の姉さんです。
10月12日、(株)新海畳店の敷地内西側にあった畳のショールームから北側の道を挟んで斜め向かいの新ショールームに引っ越しました。それからネット環境を整える工事に一か月以上待たされてしまい、ようやくパソコンでホームページを更新したり、ブログが書けるようになりました。
というわけで、久々の投稿です。
日付はかなり遡って9月20日(日)のこと。法多山尊永寺のインスタで「星満夜」というイベントが行われるのを知りました。夜空にスカイランタンを沢山上げるそうで、境内にマルシェも出ると。
そこで、何十年振りに主人と法多山に向かいました。
夜空にスカイランタンが上がるなら、夕方法多山に行ってそのまま暗くなるのを待てばいいと思い、御朱印帳を用意し、厄除け団子も買う気満々で行きました。
ところが、16時過ぎに到着したら、御朱印もお団子も終了していました。

次に法多山に行ったのは11月7日(土)でした。この日は「お茶湯日」であり、「正観音御縁日」でした。
この日は尊永寺本堂近くで甘酒とお茶と神棚に捧げるお茶の枝と杉の枝のサービスがありました。
そしてこの日は、普段は白いお餅の厄除け団子が緑色の茶団子になる日でした。
お茶湯日は2/28、3/4、4/18、5/18、6/18、7/10、8/24、9/20、10/19、11/7、12/19です。
日によって違いますが、お茶湯日にお参りをすると、90日~6000日お参りしたのと同じだけの御利益があるそうです。

お茶湯日は大体月に1回ありますが、それが土日になるとは限らないので、11/7が土曜日だったのは貴重でした。初めて厄除け茶団子を買うことができました。

そして、ラッキーなことに御朱印も期間限定の紅葉の印が押してある特別バージョンでした。

(続く)
2019年11月27日
めぐるりアート静岡(中勘助文学記念館)
こんにちは。
初めて中勘助文学記念館に行った静岡の畳屋の姉さんです。
10/22~11/10に行われていた「めぐるりアート静岡2019」。私は11/9にその会場の一つである中勘助文学記念館に行ってきました。そこは静岡市出身の写真家、多々良栄里さんの作品の展示会場になっていたのです。
私は恥ずかしながら中勘助さんのことをあまり存じ上げていなかったので、この際お勉強してこようという思いもありました。
ナビをたよりに記念館に行くと、庭に幾つか写真のパネルが設置されているのが目に入りました。
建物は、古めかしい母屋と、茅葺屋根の杓子庵があります。母屋は縁付き畳、杓子庵は縁無し畳です。どちらも数年前に静岡市の畳組合で畳替えをしていますので、畳の状態も楽しみの一つでありました。
記念館に入ると職員さんが展示品や中勘助さんの人生やお人柄などについて丁寧に解説してくださいました。
中勘助の作品の中で有名な「銀の匙」は、夏目漱石の推薦で大正2年に東京朝日新聞に連載されました。このことで中勘助さんは作家として認められるようになりました。
そして、この「銀の匙」だけで高校3年間の国語の授業をしたという先生がいます。その高校は、当時は小さな学校だったようですが、今では東京大学に進学する生徒が多いことで知られている有名な高校になりました。
「銀の匙」読んでみたくなりました!
職員さんに私が畳屋だと話すと、
「ここはどうしても西日が入ってしまうから日に焼けちゃって・・・。」
とおっしゃいました。でも私から見ると、その焼け方が綺麗で、茶色い筋も擦り切れも無くて。品質の良い畳表が使われているのがよくわかりました。
杓子庵は茶室程度の小さな庵でしたが、そこに座ってお庭を眺めるととても落ち着いて心地よかったです。中勘助さんがここで奥様と一緒に間借りして作品を作っていたのだと思いを馳せてみました。静かで温かい空間でした。
「めぐるりアート静岡2019」」は終わってしまいましたが、中勘助文学記念館は今でも無料で見学ができます。(10~17時。月曜日と祝日の翌日と年末年始は休館。)また、歌会、句会、読書会、茶会などの文化活動に利用することができます。
皆さん、是非足をお運びください!
2019年11月06日
めぐるりアート静岡(スタッフ編)
こんにちは。
静岡の皆さんは「めぐるりアート静岡」をご存知でしょうか?静岡市内の様々な場所を会場に、今を生きるアートを紹介する展覧会です。大学、美術館、市民、行政などによる地域連携の美術展として2013年から始まり、今年で7回目になります。陶芸のイベントスタッフになった静岡の畳屋の姉さんです。
私は恥ずかしながら、今年の夏に大学の時の恩師である白井先生から教えていただくまで「めぐるりアート静岡」のことを知りませんでした。

今年の「めぐるりアート静岡」は東静岡アート&スポーツヒロバ、静岡県立美術館、静岡市美術館、中勘助文学記念館で10/19~11/10行われています。そして10/20の一日だけ、小ぐし神社で陶芸のイベントが行われました。
この陶芸のイベントのスタッフ希望者として、恩師が私のことを県立美術館の職員さんに紹介してくださいました。
イベント前々日の10/18夜にスタッフ打ち合わせ。 当日の流れやスタッフがやるべきことの説明を聞きましたが、何しろ初めてのことばかりで多少不安がありました。しかし、陶芸家である「きむらとしろうじんじん」さんの丁寧な説明と優しい口調に救われ、当日が楽しみになりました。
10/20当日、朝からテーブル、いす、釜、釉薬、バケツ等の準備にかかりました。
11時~イベント開始。お客様はじんじんさんが作った素焼きの器を選び、それに絵付けをしていきます。それを釜で40分焼き、ちぎった新聞紙が沢山入っている蓋つきの入れ物の中で10分燻し、水で冷やしてスタッフが器のすすを磨いて綺麗にしてお客様にお渡しします。希望されるお客様はその器でじんじんさんが点てたお抹茶をいただくことができます。製作だけや、お茶を飲むだけもできます。
私は始めは絵付けの所にいてお客様に釉薬と絵付けの説明をしていました。しばらくして磨き作業と交代しました。

じんじんさんの手が空いた時には記念撮影。恩師とも撮影しました。

大学の同級生が遊びに来てくれました。
夕方~お客様分の器が無くなったところで、スタッフが絵付けを始めました。これが楽しみで私はスタッフになったのです!

焼成直後の私が絵付けした作品↓
翌日撮影した作品↓
磨く加減もだんだんわかってきました。
夜はひたすら片付けです。残った釉薬はきちんと回収し、道具類は丁寧に綺麗にして・・・。
片付けの最後までやっていくつもりでしたが、21時半頃体力の限界を感じ、先に失礼してしまいました。
今度スタッフの機会があれば、もう少しうまくスタッフが務まると思います。
2019年05月30日
お茶摘み体験とお茶ランチ
こんにちは。
アウトドアのイベントが好きな静岡の畳屋の姉さんです。
5月3日、「お茶摘み体験~春spring~」というイベントに主人と一緒に参加しました。
主催者は「Matcha Organic Japan株式会社」と書いてありました。その会社さんのことはよくわかりませんが、タイ式ヨガ「ルーシーダットン」でお世話になっている祐子先生が関わっているイベントなので参加を決めました。
会場は静岡県島田市の鍋島にある、倉庫をリノベーションした素敵なカフェでした。
まずお茶摘み体験です。丁度50gの茶葉を摘んだ人には豪華商品が出るということで、ヒントとなった10gの茶せんの感触を思い出しながらお茶の葉先を選んで摘みました。ちょっと欲張って摘みすぎちゃったかと思いましたが、測ったら全然足りませんでした。

その後、摘んだ茶葉をせいろで蒸し、ビニール袋に入れてモミモミして出たお茶を飲んでみました。とても鮮やかな緑色で爽やかな苦みと微かな甘みがありました。
ランチはお茶の葉の天ぷら付きの手作り弁当です。茶箱をテーブルにして、新緑の茶畑を眺めながらいただくご飯はとても美味しかったです。デザートは抹茶がかかったバニラアイスでした。
解散後、カフェで「アイス抹茶レモン」をいただきました。田村農園のイケメン田村さんが茶せんを使ってドリンクを作ってくれました。店内はセンスよくまとまっていて、小物の販売もあっていい感じでした。
(続く)
2019年05月10日
連休二日目(京都の友と芝桜まつり~白糸の滝)
こんにちは。
連休の思い出に浸る静岡の畳屋の姉さんです。
今年の1~12月、京都の畳店の息子さんが新海畳店で修業しています。彼はとても礼儀正しく、前向きで熱心な好青年です。
彼のご家族に、彼が静岡にいる間に遊びに来ませんかとお誘いしたところ、4/28~30に静岡にみえることになりました。

どこに行きたいかとたずねたところ、第一希望が「芝桜まつり」というお答えでしたので、28日は真っ先にそこに向かいました。
この日はとてもいいお天気!道中ずっと、車窓からだんだん大きくなる富士山を楽しむことができました。
そして芝桜も丁度見ごろでした!芝桜と富士山を何枚もカメラに収めていると、珍しい「彩雲」という虹色の雲が現れました!!
昼食は園内の売店で、皆さんは「富士宮焼きそば」を、私は「御殿場みくりや蕎麦」を食べました。
「富士宮焼きそば」は肉カスが入っていて、麺に歯ごたえがあるのが特徴ですね。
「御殿場みくりや蕎麦」は製麺時やだしをとる時に御殿場の水を使用し、麺の繋ぎには山芋や自然薯を使用していることと、鶏肉からだしをとり、具材に鶏肉、椎茸、人参を使用することが条件だそうです。
芝桜まつりを楽しんだ後は、世界遺産白糸の滝へ。水量が豊富でよかったです。
その後浅間神社本宮に立ち寄り、御朱印をいただいてから伊豆高原へ。平成の日付の御朱印がいただけるのもあとわずかという日でした。
この日は伊豆高原に宿泊しました。
2019年05月09日
連休初日テルショップに出店
こんにちは。
十連休を振り返る静岡の畳屋の姉さんです。
十連休初日の4月27日(土)、主人と私で清水テルサで行われた「第1回テルショップ」に参加しました。
出店数は約40店。内容はフリマ、マルシェ、ワークショップ、リラクゼーション体験、占い、農産物、手作り御菓子、雑貨、衣類、本、お花・・・。
ちょっと!楽しそうじゃないですか

私達は、畳表でコースター作りと小物の販売を行いました。
しかし、この日はあいにくの雨。屋内のイベントでしたが客足は思いの外少なかったです。
そこで主人と私と交代で会場内を散策しました。
私はまず野菜と昼食用のパンやスイーツを購入し、その後10分1000円のヘッドマッサージと、ふくらはぎのマッサージをしてもらい、手作りのポーチも購入しました。
手作りの雑貨は見ているだけでも楽しいし、勉強になります。
私はここ数年御朱印を集めていますが、御朱印ブームはこの会場でも感じました。手作りの布製の御朱印帳入れを販売しているお店が3店舗あり、それぞれに個性がありました。でも内心、私が試行錯誤の末に畳縁で作った御朱印入れが一番いいな、と思いました。畳縁はとにかく丈夫ですから。
主人は私がふくらはぎをマッサージしてもらったお店で上半身裸になり、ガッツリと背中をマッサージしてもらっていました。(横目で見ていく人が結構いました。)
このイベント、第2回があるとしたら、もっと知名度が上がるといいなと思いました。
2019年04月18日
花と語らう器展
こんにちは。
自分の作品に驚いた静岡の畳屋の姉さんです。
今月7~8日、静岡市清水区の萬象寺で、私が所属する「陶集団クレイ・ライフ」が「花と語らう器展」というイベントを開催しました。
この陶芸展に出展した作品は、2月に静岡県立美術館の県民ギャラリーに展示したものです。しかし、県立美術館に展示した時と違い、今回はお釈迦様の降誕祭(花まつり)にちなんで、全員お花を活けて展示しました。
実は制作している時も、頭の中でお花を活けた状態と活けない状態を想像しながら創っていました。しかし、いざお花を活けてみると、作品は私の想像をはるかに超えてとても面白いものになりました。

それは他の人の作品もそうでした。これぞ陶芸の魅力です。花器はお花を活けて完成、食器はお料理を盛りつけて完成なんです。しかもお花もお料理も変化します。二度と同じ姿は観られないかもしれません。そう思ったら自分の作品も人の作品もついつい写真を沢山撮ってしまいました。
イベントでは出品者が作った茶碗で呈茶をしたり、手作り市も行いました。
手作り市では畳の小物も販売してみました。畳表のコースター作りもしました。皆さんの反応が大変参考になりました。
そして畳コーナーでは内緒で社長によるマッサージやストレッチ教室も。(7日のみ。)全く宣伝していないのに、これが一番好評だったかもしれません。
楽しく色々な人と交流できて畳のことも宣伝できる、こういうイベントをまたやりたいと思いました。
2019年03月22日
青空ヨガとクッキング
こんにちは。
娘の卒業式に出席した静岡の畳屋の姉さんです。
昨日は娘の大学の卒業式でした。2年前は短大の卒業式でした。2年後は大学院の卒業式の予定です。娘の晴れ姿を何度も観れて幸せです。娘の夢は私の夢。これからもサポート頑張ります!
先週の土曜日(3/16)、「青空ヨガとアウトドアクッキング」というイベントに参加しました。
場所は静岡市清水区蒲原の中尾羽根自然公園です。
青空の下で約1時間ヨガを行っているうちに、ダッチオーブンを使って鶏の丸焼きやシチューなどができてしまうのです。
鶏の丸焼きを作ったダッチオーブンに水を入れて再び火にかけると美味しいスープのできあがり。そこにインスタントラーメンの麺を入れて美味しいラーメンの出来上がり!!
皆さん、ラーメンを食べてもまだ食べられるということで、今度は平べったいダッチオーブンにお餅を並べて、コーン、蟹、シーチキンなどの缶詰とチーズを広げて焼いてお餅ピザの出来上がり!
一人一品持ち寄り(缶詰一つでもOK)というシステムだったので、さすがにお腹いっぱいになりました。
これで参加費はなんと1000円!
10時半~14時、アウトドアを満喫しました!!
只今、ゴザのヨガマットを開発中。
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
2018年12月03日
番町学園祭の続き
こんにちは。
番町学園祭から一か月以上経ってしまったことに驚いている静岡の畳屋の姉さんです。
10/28、番町市民活動センターの体育館で10~11時に行われたリアルHUG(避難所運営ゲーム)には、田辺静岡市長さんがお忙しい中視察にみえました。市長さんは段ボールベッドに横たわってみたり、参加者とお話をしたり、畳コーナーにも足を運んでくださいました。

ステージでは防災のお話の腹話術劇や防災クイズ、音楽の演奏などが行われました。

畳コーナーでは、災害時にペットボトルと懐中電灯を活用した灯りの紹介や、防災カルタ、リアルHUGの反省会などが行われました。



私達「5日で5000枚の約束。」は、活動の様子を展示したり紙芝居を読んだり、コースター作りを行ったりしました。


すると、ある男性が私に近づいてきて
「よう!久しぶり

なんて言うではありませんか。


この日はペットを連れて避難所に来た人に、ペットの居場所を作って対応する訓練をしていました。
来年も番町学園祭でリアルHUGをやってほしいと思いました。
2018年11月09日
由比街道まつり(2)
こんにちは。
畳を見つけるとつい近づいてしまう静岡の畳屋の姉さんです。
由比街道まつりでは、街道だけでなく港でもイベントが開催されているときいたので、出店が途絶えても港の方に向かって歩き続けました。
すると・・・

「民家カフェ」という看板と共に、縁無し畳が目に入りました。そして私は吸い寄せられるように畳の方へ!


琉球表の縁無し畳です。思わず撫でてしまいました。
昭和初期、庶民の家の畳はこのような縁無し畳が多かったです。私の実家もそうでした。今では琉球表が稀少になり、このような畳にはあまりお目にかかれません。まだ世の中に存在してはいるものの、とても高価なものになってしまっています。
エプロンと三角巾を付けた女子が
「いらっしゃいませ。」
と声をかけてくれました。私はコーヒーを注文し、靴を脱いで畳にあがっていただきました。

この日限定のカフェなのですね。しかももうお菓子のサービスは終わっているし。やはりイベントは午前中が勝負でしょうか。私は港に行くのをあきらめて、ここでゆっくりと過ごすことにしました。
コーヒーをいただいた後も、私は畳や建具をジロジロと見ていました。すると男性が出て来られて2階も案内してくださいました。

2階の和室は、畳の上の全面に絨毯が敷かれていました。ちょっと絨毯をめくって撮影させていただきました。
男性は、畳が傷んでいるのはわかっているし替えたいのだけれどNPO法人で管理していてあまり予算も無くて・・・とおっしゃっていました。できれば本物の琉球表で表替えをしたいですね。
間付きの和室なのに、左側は一般的な引き目の畳表、右側は琉球表の縁無し畳。↓

多分このガラスも稀少価値があるものではないでしょうか。↓

1階に戻ってきました。先ほどコーヒーをいただいたお部屋の隣(奥)のお部屋です。↓間にあるのは雪見障子?



障子が一段ずつ取り外しできるようになっており、気候に合わせて調整ができるようです。
そしてこの奥の土間にはかまどがありました。
このような造りの古民家は、行政が補助して保存してほしいです。そして、完全に無くならないうちに本物の琉球表で畳替えを!
畳を見つけるとつい近づいてしまう静岡の畳屋の姉さんです。
由比街道まつりでは、街道だけでなく港でもイベントが開催されているときいたので、出店が途絶えても港の方に向かって歩き続けました。
すると・・・
「民家カフェ」という看板と共に、縁無し畳が目に入りました。そして私は吸い寄せられるように畳の方へ!
琉球表の縁無し畳です。思わず撫でてしまいました。
昭和初期、庶民の家の畳はこのような縁無し畳が多かったです。私の実家もそうでした。今では琉球表が稀少になり、このような畳にはあまりお目にかかれません。まだ世の中に存在してはいるものの、とても高価なものになってしまっています。
エプロンと三角巾を付けた女子が
「いらっしゃいませ。」
と声をかけてくれました。私はコーヒーを注文し、靴を脱いで畳にあがっていただきました。
この日限定のカフェなのですね。しかももうお菓子のサービスは終わっているし。やはりイベントは午前中が勝負でしょうか。私は港に行くのをあきらめて、ここでゆっくりと過ごすことにしました。
コーヒーをいただいた後も、私は畳や建具をジロジロと見ていました。すると男性が出て来られて2階も案内してくださいました。
2階の和室は、畳の上の全面に絨毯が敷かれていました。ちょっと絨毯をめくって撮影させていただきました。
男性は、畳が傷んでいるのはわかっているし替えたいのだけれどNPO法人で管理していてあまり予算も無くて・・・とおっしゃっていました。できれば本物の琉球表で表替えをしたいですね。
間付きの和室なのに、左側は一般的な引き目の畳表、右側は琉球表の縁無し畳。↓
多分このガラスも稀少価値があるものではないでしょうか。↓
1階に戻ってきました。先ほどコーヒーをいただいたお部屋の隣(奥)のお部屋です。↓間にあるのは雪見障子?
障子が一段ずつ取り外しできるようになっており、気候に合わせて調整ができるようです。
そしてこの奥の土間にはかまどがありました。
このような造りの古民家は、行政が補助して保存してほしいです。そして、完全に無くならないうちに本物の琉球表で畳替えを!
2018年11月08日
由比街道まつり(1)
こんにちは。
勉強と「出会い」が面白くてしょうがない静岡の畳屋の姉さんです。
10/21(日)。この日はてんこ盛りな一日でした。
午前中、アースカレッジのスピンオフ講座に主人と共に参加しました。肥田先生がスペインの事を、事前学習と旅行で体験されたことを絡めて解説してくださる講座です。
スペインは私達が25年前に新婚旅行で訪れた国です。当時はスペイン語を少々勉強しただけで、スペインそのものの勉強は何もせずに行ってしまったので、思い出に浸りながら知識を深めたかったのです。
私が新婚旅行にスペインを選んだ理由は、スペインの芸術に触れたかったからですが、この講座でも芸術やその背景となった歴史のお話が沢山聴けて面白かったです。もっと聴きたいと思いました。
講座終了後、主人は駿府城公園へ。秀吉の何かが発掘されたたと大騒ぎになっていて、この日は解説付きで見学ができるということで出かけていきました。
私は一人バイクを飛ばして由比街道まつりへ。お目当てはSPAC俳優の奥野晃士氏による歴史演壇の動読です。

由比街道に到着し、何か軽食で美味しそうなものは無いかと屋台を物色していると・・・ありました!

(どれも揚げたてで美味しそう
迷うな~。味の好みとしては「しそチーズ」だけど、せっかくの由比だし・・・。)
欲張りなB型人間としては全種類制覇したいところですが、ここは思い切って(?)「桜えびお好み」にしました。外はパリッと、中はもっちりでペロリと食べてしまいました。
この時点で私のお腹は六分くらい。ちょっと甘い物が欲しいな、と物色していると・・・ありました!

手作りのジャムとフレンチトースト、フルーツ入りのお水。店主の大倉さんは電気屋さんで、家電製品を使ったお料理教室等も行っているそうです。道理で美味しいわけですね。早速fakebookでお友達になりました。
奥野さんの歴史演壇はとてもわかり易くて勉強になります。この日のお話は、江戸無血開城に繋がった駿府での西郷隆盛と山岡鉄舟との会見のこと、その山岡鉄舟が駿府に向かう途中、この由比で命を狙われた際にかくまってくれた人がいるということでした。もし由比で山岡鉄舟が暗殺されていたら、歴史は変わっていたでしょう。

オーボエ1本だけの伴奏が、更に奥野さんの語りを盛り上げていました。このステージは静岡市長も最前列でご覧になっていました。
お目当てのステージが終わり、再び街道へ。あてもなくお店を観ながら歩いていると、綺麗な衣装を着た女性に声をかけられました。次郎長道中保存会理事の池田さんでした。お友達のお茶屋さんとも仲良くなりました。

(続く)
勉強と「出会い」が面白くてしょうがない静岡の畳屋の姉さんです。
10/21(日)。この日はてんこ盛りな一日でした。
午前中、アースカレッジのスピンオフ講座に主人と共に参加しました。肥田先生がスペインの事を、事前学習と旅行で体験されたことを絡めて解説してくださる講座です。
スペインは私達が25年前に新婚旅行で訪れた国です。当時はスペイン語を少々勉強しただけで、スペインそのものの勉強は何もせずに行ってしまったので、思い出に浸りながら知識を深めたかったのです。
私が新婚旅行にスペインを選んだ理由は、スペインの芸術に触れたかったからですが、この講座でも芸術やその背景となった歴史のお話が沢山聴けて面白かったです。もっと聴きたいと思いました。
講座終了後、主人は駿府城公園へ。秀吉の何かが発掘されたたと大騒ぎになっていて、この日は解説付きで見学ができるということで出かけていきました。
私は一人バイクを飛ばして由比街道まつりへ。お目当てはSPAC俳優の奥野晃士氏による歴史演壇の動読です。
由比街道に到着し、何か軽食で美味しそうなものは無いかと屋台を物色していると・・・ありました!

(どれも揚げたてで美味しそう

欲張りなB型人間としては全種類制覇したいところですが、ここは思い切って(?)「桜えびお好み」にしました。外はパリッと、中はもっちりでペロリと食べてしまいました。
この時点で私のお腹は六分くらい。ちょっと甘い物が欲しいな、と物色していると・・・ありました!
手作りのジャムとフレンチトースト、フルーツ入りのお水。店主の大倉さんは電気屋さんで、家電製品を使ったお料理教室等も行っているそうです。道理で美味しいわけですね。早速fakebookでお友達になりました。

奥野さんの歴史演壇はとてもわかり易くて勉強になります。この日のお話は、江戸無血開城に繋がった駿府での西郷隆盛と山岡鉄舟との会見のこと、その山岡鉄舟が駿府に向かう途中、この由比で命を狙われた際にかくまってくれた人がいるということでした。もし由比で山岡鉄舟が暗殺されていたら、歴史は変わっていたでしょう。
オーボエ1本だけの伴奏が、更に奥野さんの語りを盛り上げていました。このステージは静岡市長も最前列でご覧になっていました。
お目当てのステージが終わり、再び街道へ。あてもなくお店を観ながら歩いていると、綺麗な衣装を着た女性に声をかけられました。次郎長道中保存会理事の池田さんでした。お友達のお茶屋さんとも仲良くなりました。
(続く)
2018年11月01日
「日日是好日」に学ぼう(2)
こんにちは。
スマホが壊れたのに諦めきれない静岡の畳屋の姉さんです。
前回のブログから「チームJ-culture」で10/5~7に行われたイベントのことを書いているのですが、まさにこの翌朝、スマホが瀕死の重症になっていました。イベントで充電しながら写真を撮りまくっていたのもスマホを弱らせてしまった原因の一つでしょう。多くの画像が復活できずに幻となってしまいました。

さて、このイベントの中でも「ビッグイベント」と言っていいでしょう、映画「日日是好日」の原作者である森下典子さんのトークショーが行われました。

薄いオレンジ色の着物をお召しになられているのが森下さん、向かって左に座られている薄緑の着物の方がバーランド和代アナウンサー、立ってマイクを持たれているのは着物の先生、その奥に立たれているのが畳の機械メーカー社長で「畳でおもてなしプロジェクト」の内藤さんです。客席最前列にありむら治子議員が座られています。
会場は立ち見が大勢出るほどの大盛況でした。

トークショーでは、映画撮影の裏話を幾つか伺うことができました。
「日日是好日」と軸に書いたのは、樹木希林さんが推薦した小学生だということや、撮影場所は樹木さんの持ち物?である家屋に手を入れて作ったこと、樹木さんが着ている着物はやはり私物で、樹木さんがご自分で着ていたそうです。
樹木さんが着ていた着物↓

樹木さんの生き方がにじみ出ている作品なのでしょうね。益々観たくなりました。


2018年10月30日
「日日是好日」に学ぼう(1)
こんにちは。
「日日是好日」を観たい静岡の畳屋の姉さんです。
10/7(日)、社長と日本橋に向かいました。「チームJ-culture2020」主催の「映画『日日是好日』に学ぼう」というイベントに参加する為です。「チームJ-culture」は、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした和文化の発信に向け、畳(畳でおもてなしプロジェクト)、お茶(日本茶業中央会と日本茶インストラクター協会)、お花(日本いけばな芸術協会)、着物(大日本蚕糸会とチーム着物2020)が中核となって発足し、東京都、オリンピック組織委員会、JOC等関係組織へ、日本文化の魅力発信による「おもてなし」と「お役立ち」を提案しています。
新海畳店も「畳でおもてなしプロジェクト」の一員なので、本来ならばイベント主査者側に立ってお客様をおもてなししなければなりません。何かお手伝いできることがあればという気持ちで上京しましたが、今回は主に東京のメンバー畳店にすっかり甘えてお客様になってしまいました。
会場には多くの着物が展示されていました。


お客様は着物をお召しになられている方の方が多いくらいで、洋服を着ている私はアウェイ感が・・・。

生け花の台、畳ですね!

お部屋の中には畳ベンチと茶室のような畳コーナーができていました。

ミニ畳ワークショップではお好きな畳表と縁でミニ畳を作ることができます。なかなかの人気で、畳ベンチに座って順番待ちをする人が途切れませんでした。

私も順番に並んでミニ畳を作りました。

私が作ったミニ畳です。↓

いつもの作り方と違っていたので、とても参考になりました。
ミニ畳ができたらそれを持って茶室風の畳コーナーに行き、お点前を体験します。

自民党参議院全国区選出のありむら治子さんも会場にみえて、ミニ畳作りとお点前体験をされました。


(続く)
2018年04月18日
夫婦で参加。焼津みなとマラソン
こんにちは。
体のダメージが大きすぎる静岡の畳屋の姉さんです。
4/8、焼津みなとマラソンに夫婦で参加しました。主人は余裕のハーフマラソン、私は完走できるかどうかわからない5kmです。
私は毎年このマラソン大会に5kmでエントリーしていますが、いつも練習不足で、昨年は体調も悪かったので棄権しました。過去2~3回棄権しています。
今年はそうならないようにと少し本気で走り始めたのが2/12です。清水区の通称「トレセン」のランニングコースを主人に付き合ってもらって走りました。ところがほんの2~300m走ったところで苦しすぎて歩いてしまいました。足は何ともなかったのですが、心臓と肺が苦しくて苦しくて・・・。

結局その日は30分間歩いたり走ったりしてから、2階のレストランでご馳走を食べて帰りました。
明らかに摂取カロリーの方が多いですね。
その後も事あるごとに歩く、走るを心掛けました。そしてもう少し本気を出したのが3/24.25。少なくとも3kmまたは30分間歩くか走るかしようと決めて、二日連続で実行しました。
ところが翌3/26は膝と腰が痛くて歩くのがやっとになってしまいました。そして痛みは一進一退で完治しないまま4/8の本番を迎えてしまいました。
会場に着いて真っ先に無料の「コンディジョニングルーム」に行きました。整体師さん?が数名、ボランティアでマッサージやテーピングをしてくれる所です。
まず腰を診てもらいました。
「うわ~


と言われるくらい硬くてパンパンになっていたようです。
次に膝を診てもらいました。先生は私の膝を見た瞬間
「これは悪いね。腰は自分でストレッチをすればなんとかなるけれど、膝は治療した方がいいですよ。」
と言われました。そして膝を中心にガッチリとテーピングをしてもらいました。
スタート前、焼津市のヒーロー「ギョレンジャー」に会いました。
ギョレンジャーの何人かは5km走ったようです。ずっと沿道で応援してくれたギョレンジャーもいました。
さて、先にスタートする主人を見送ってから私もスタートしました。5kmの制限時間は40分です。途中であまり歩いてしまうと制限時間内にゴールできません。でも無理して膝や腰を壊しては困ります。自分の体と相談しながら、時々歩きながら走りました。
残り1kmを切ったあたりでしょうか。もう限界が近づいていました。ゴールまで歩いちゃおうかな~と思っていた時、
「さっちゃ~ん!」
と黄色い声が。沿道を見ると、10kmに出場予定のママ友が満面の笑みで手を振って応援してくれていました。応援が力になるって本当ですね。そのまま走り続けることができました。タイムはなんと39分57秒

ゴールを過ぎて完走賞を発行する列に向かっていた時、マラソン大会初出場の教え子さんが私をみつけて来てくれました。彼女にマラソン大会の出場を勧めたのは私です。
私はハズレましたが、教え子さんも主人も鰹半身が当たりました。

バイクで来た私と主人は、帰りに「ハゲ天」でお好み焼きを食べ、温泉に寄って帰りました。
2018年03月20日
「防災フェスタinしみず」に参加!
こんにちは。
「防災フェスタinしみず2018」に参加した静岡の畳屋の姉さんです。
「3.11」は日本人にとって忘れられない日ですね。その3.11に行われた「防災フェスタinしみず2018」に、「5日で5000枚の約束。」(災害時に無償で新畳を避難所にお届けするグループ)の静岡県チームとして参加しました。
このイベントに参加するのは昨年に引き続き2回目になります。
昨年はパネルの展示と紙芝居の上演のみでしたが、今年は畳表のコースター作りも行いました。おかげさまで親子連れの方が何人か足を運んでくださいました。
ステージでは「駿府レンジャー」がアニソンなどを歌って踊って大盛り上がり

駿府レンジャーが終わったところで「しかくくなっちゃった」という紙芝居を上演しました。(なぜ「畳になっちゃった」という題ではないのかな?)
空いている時間に起震車で震度7を体験。↓もうすぐ揺れるとわかっていてもびっくりして何もできませんでした。
お利口な災害救助犬。↓この黒いワンちゃんは捨て犬だったそうです。実際に熊本で活躍したということでした。
照明車とはしご車↓
災害時に畳屋としてできることは・・・?日頃からこのような場に参加し、地域と繋がり、仕組みを確認することが大事ですね
2018年03月16日
くまモン、建築・建材展へ
こんにちは。
子供の引っ越しが続く静岡の畳屋の姉さんです。
前回までのブログで私が岡山県の方に研修で出かけていたことを書きましたが、実はこの時、娘が引っ越しをしていました。丁度長男も次男も用事があったので、社長と娘だけの引っ越し作業、なかなか大変だったようです。
そして明日は次男の引っ越しです。今はバタバタしていますが、引っ越しが終わったら寂しさに襲われるんだろうな・・・。(T_T)
3/6~9、東京ビッグサイトで「第24回 建築・建材展2018」が開催されていました。
畳業界でも機械メーカーさんや材料商さん等の出展がありました。そして新海畳店もメンバーの一員である「畳でおもてなしプロジェクト」や「モダン乱敷き畳」のグループの出展も!しかしどうしても都合がつかず、現地にお手伝いに行けませんでした。
そこで、現地の様子をSNSに投稿してくださった方の画像をお借りしてご紹介します。
現地でのメインは、様々な畳表と畳縁でミニ畳を作っていただくコーナーではないでしょうか。来場された方はその種類の豊富さやデザイン性に富んだ新柄に驚かれたことと思います。

あら


いい感じにできましたね!


ミニ畳作りで疲れてしまったのでしょうか?くまモンが畳の上で寝てしまいました。


でも、くまモンはちゃんとアピールもしてくれましたよ。国産イ草は90%以上が熊本県産ですから。

このカラフルな畳は「モダン乱敷き畳」です。↓新海畳店は「モダン乱敷き畳」施工店です。

ご興味のある方はお問合せください。
畳の魅力が広まるといいな~。
2018年02月10日
大間の縁側お茶カフェ
こんにちは。
慣れない雪道にヒヤヒヤした静岡の畳屋の姉さんです。
この前の日曜日、静岡市葵区大間の「縁側お茶カフェ」に行ってきました。
この辺りは最近「オクシズ」という愛称で呼ばれる地域です。要するに山間部ですね。
ここの何件かの民家が縁側でお茶を出してくれるというのです。美味しい空気を吸い、素晴らしい景色を眺めながら、民家の縁側に腰かけてお茶をいただく・・・なんて贅沢なんでしょう

しかし、オープンするのが第1.3日曜日の昼間のみです。休日に予定を詰め込んでしまう私は、なかなかタイミングが合わず、行くことができずにいました。
そして2/4、やっと時間を作ることができたので一人で出かけました。
この日はとてもいい天気だったので、久々にバイクを動かして行ってみようかとも思いましたが、初めての道で山間部なので、とりあえず車で行くことにしました。
大間の下にある市営の「湯の島温泉」には何度か行ったことがあります。湯ノ島温泉までは静岡市街地から

しかし、湯ノ島温泉を過ぎた辺りから道幅が狭く、カーブが多くなり、そのうち路肩に溶けない雪が現れ始めました。めったに雪が降らない静岡で雪を見ると、静岡人は大体テンションが上がるのですが、そんなことは言っていられません。私はたった一人、ノーマルタイヤの車で大間に向かっているのです。
「大丈夫、大丈夫。きっと雪は路肩だけ。」
と自分に言い聞かせながらそろそろと車を運転していたのですが、そのうち山道全体が雪で覆われるようになりました。つくづくバイクで来なくて良かったと思いました。雪が積もっている日陰の山道が随分長く感じました。
やがて日の当たる開けた所に出ました。「縁側カフェ 営業中」という看板をみつけた時には「やれやれ」とほっとしましたよ。でも、周辺の茶畑や庭に雪が残っているくらいの気温です。縁側は寒いということで、屋内の囲炉裏端でのカフェとなりました。
ワイングラスのようなガラスのコップに入っているのは、お茶の葉に氷を乗せて、ゆっくり抽出していただく水出し茶です。
この他に、お汁粉、漬物、昆布の煮物が提供されました。
そしてまだまだお茶が出そうで、捨てるのはもったいないくらいの茶殻は、ポン酢を付けていただきました。ほろ苦い中にも甘味が感じられました。
次回は社長と一緒に行きたいです。
2017年07月19日
大盛況のアースカレッジ
こんにちは。
アースカレッジを楽しんだ静岡の畳屋の姉さんです。
7/15(土)16(日)、「アースカレッジ」が行なわれました。
二日間で開催された講座は全部で60講座です。私と社長は「魅力いっぱいの畳表でコースター作り」という講座を7/15の2時間目に開講させていただくことになりました。
7/15の1時間目、私は「静岡県産の素材で和ピクルスを」を受講しました。そして、ジャガイモのピクルスと甘夏のピクルスの作り方を教わりました。
ジャガイモをピクルスにするという発想が私には無かったので、それだけで驚きでした。

持ち帰ったピクルスは家で少しずついただいています。ジャガイモと甘夏が無くなったら、他の野菜と果物を漬けてみようと思います。
私がピクルスの講座を受講していた時、社長は「昆虫の世界の不思議」を受講していました。
社長は虫のことに詳しいので、知っているお話ばかりでつまらないのではないかと私はいらぬ心配をしてしまいましたが、講師は更に昆虫が大好きで詳しい方で、とても面白い講座だったそうです。
さて、2時間目はいよいよ私達が講師になります。何人くらいの人が来てくれるでしょう。数名~十数名くらいかなと予想して、少し多めにと資料を20部用意しておきました。
急いで腹ごしらえをして20分前くらいに会場に行ってみると、すでに数十人の方がお部屋でお待ちになっていました。



初めに社長が、イ草の吸放湿性や空気清浄効果、アロマ効果、集中力を高める、衝撃を和らげるなどの様々な効果や、イ草の産地や製造工程などを写真を見せながらお話しました。そして、和紙やビニール系の畳表があることも見本帳を提示してお話しました。
その後の質問コーナーでは、畳のお手入れ方法や、イ草と和紙の畳表のお値段等の質問が寄せられました。畳について知りたがっている方が多いことにも驚きました。
そしてコースター作りです。ハサミもボンドも数本しか用意していなかったので、急きょアースカレッジの主催者である国際交流協会の方にハサミとボンドを沢山用立てていただきました。
来年はもっと広い和室で、長男にもアシスタントになってもらって開講できたらいいな~。
2017年06月14日
通学合宿でカレー作りとお風呂
こんにちは。
長男も通学合宿に巻き込んだ静岡の畳屋の姉さんです。
先週金曜日、通学合宿の二日目は、子供達は授業が終わり次第家庭科室に集合し、前日ウォークラリーをやった班に分かれてカレーを作りました。
班ごとに作ったカレーは大きな一つの寸胴で合体させ、保護者の車で公民館に運びました。
公民館でサラダを用意して夕食の準備完了です。
皆で食べ始めて少し経った時に長男が到着しました。私は別の会合があるのでこれにて選手交代です。
長男の主な使命は、食後歩いて静岡駅まで行き、電車に乗って東静岡駅近くの銭湯に出かける子ども達の付き添いです。銭湯の中は当然男女別れなければならず、大人の男性の付き添い人数が少なかった為、長男にお願いしたのです。(社長はこの日は東京で会合に出席していました。)
長男が小学生だった頃はまだ通学合宿をやっていなかったので、長男にとっては初めての通学合宿で、初めて会う子供達ばかりです。しかし長男の性格ならすぐに子供達とも仲良くなれるし、上手に引率してくれるだろうと思っていました。
翌日の通学合宿最終日、私がお手伝いに参加すると、何人もの保護者の方や子ども会の役員さんから、長男への感謝の言葉をいただきました。予想通り、長男はしっかり役目を果たしてくれたようです。
ところでこの公民館は、建物の老朽化により昨年建て替えられました。古い公民館には畳の大広間と和室が一つ(二つ?)あったのですが、建て替えの際、全てフローリングになってしまいました。


畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
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