2020年06月19日
畳縁で毎日針仕事!
こんばんは。
最近毎日針仕事をしている静岡の畳屋の姉さんです。
4月は毎日のように襖の張替えをしていましたが、それが一段落した5月はずっと畳縁で小物を作っていました。小物作りはずっと前からやりたかったのですが、なかなかそれに専念する時間がとれなかったのです。
まず着手したのはコサージュとブローチです。数冊の手芸本やネットを見て、色々な方法でお花を作ってみました。
次に作り始めたのはバッグです。裁縫があまり得意ではない私にはちょっとハードルが高いものでした。
そうこうしているうちに6月になりました。畳縁と毎日のように格闘している私を見て、社員の山崎君が、
「畳縁でマスクケースって作れませんか?」
と提案してきました。山崎君のお子さんが、マスクをその辺に置くのが気になるとのこと。
「マスクケースの蓋はどうしようか?」
「二つ折りで四隅をボタンで留めるような形でどうでしょう?」
せっかくの社員からの提案をスルーするわけにはいきません。すぐに試作して社員に見せました。
皆の反応が良かったので、早速facebookに投稿し、量産開始です。
暫くして社長が
「い草入りのマスクケースはできないかな・・・。」
と言うので、早速い草入りのケースもを作りました。
い草は抗菌作用があるのと、いい香りがするので、そこにマスクを入れたら香りも移ると思います。
するとこのマスクケースが評判になり、毎日のようにお問い合わせや来客が

ありがたいことです。
これからの季節は暑くなるので、マスクを外せる時には外した方がいいです。(熱中症対策です。)
では、外したマスクはどこに置きますか?
マスクケース、重宝しますよ!

2020年06月05日
園庭カフェでランチと英会話
こんにちは。
面白いお店を見つけた静岡の畳屋の姉さんです
5/31(日)午前中、県立美術館にバウハウス展を観に行った後、「園庭カフェ」に向かいました。午後13時~「園庭カフェ」で英会話のプライベートレッスンを受講する為です。
英語の永田先生に教わった「園庭カフェ」。お食事もできるということでしたので、早めに行くと、そこには「炎のギタリスト」こと原さんがいらっしゃいました。丁字屋さんの寄席のイベントや、蒲原の木下邸のイベントで原さんの演奏を聴いたことがあります。原さんが「園庭カフェ」の店主さんだったのですね!


「園庭カフェ」は元幼稚園の園舎を利用しているようです。園庭カフェの他に、手作りの小物や古着を販売しているお店もありました。
店主の原さんに元保育室の畳の間に案内されました。すでに乳幼児を二人連れたご夫婦がお食事されていました。このくらいのお子さんを連れて外食するには本当にいい所です。
お食事メニューは、ランチプレートとカレーライスの2つのみ。主人と一つずつ頼んでシェアしました。
発酵玄米、ハンバーグ、澄まし汁もとても美味しかったです。
ランチの後、私だけ「園庭カフェ」に残り、コーヒーをいただきながら英会話のプライベートレッスンを受けました。
プライベートレッスンのいいところは、レッスン内容をリクエストできる所です。「英語で畳の説明をしたい」とリクエストをして予習していったので、とても有意義な時間になりました。
園庭では先程の親子と原さんが竹とんぼを飛ばして遊んでいました。微笑ましい光景でした。
また行こうと思います。
2020年06月03日
濃い一日前半「バウハウス展」
こんにちは。
久々に濃い一日を過ごした静岡の畳屋の姉さんです。
5/31(日)、静岡県立美術館に「バウハウス展」を観に行きました。
「バウハウス」とは100年前のドイツの美術学校のことです。近代美術を勉強する時に避けては通れない「バウハウス」。しかし私はよく理解していないという自覚があったので、この展覧会は絶対に観に行きたいと思っていました。

展示内容は、「バウハウスの教育」として7人の芸術家の授業内容や作品、「工房教育と成果」として家具、金属、陶器、織物、壁画、彫刻、印刷・広告、版画、舞台、建築の工房と作品、「バウハウスの日本人学生」として4人の日本人芸術家の作品等、盛り沢山な内容でした。
私が一番強く印象に残ったのは「アルバースの授業」のコーナーです。
彼は特に材料研究に力を入れました。これは、次の段階である工房教育の土台となります。材料そのものを精密にデッサンさせる時には、先ず材料を触らせてからデッサンさせたそうです。
(なるほど!

展示されていた「触覚板」には、目積表の畳や洗濯板もありました!(日本で再現されたものです。)残念ながらコロナウイルス感染防止の為、「触覚板」に触れることはできませんでしたが。

そして彼の授業のキーワードは「経済性」です。
素材の特性を活かし、材料を無駄なく使い切ること、最小の工程で最大の効果を得ることが求められました。(なるほどなるほど。これは全ての製造業に言えることですね。)
よく知られる課題に、紙を扱う演習があります。ここでは加工法を「切る、折る、曲げる」に限定しており、材料(紙)を残したり、後から付け加える(糊などで貼り付ける)ことは禁じられました。こうして紙という材料の新たな可能性を試行錯誤させます。この授業で学生たちは、生涯にわたって影響を及ぼすような創造力を引き出されます。
確かに、ほんの少し条件や制限が与えられると、人はそれでもなんとかしようと創造力を働かせて工夫しますね。
長い試行錯誤の末に世紀の大発見だと思ったものが、実はすでに知られていたと学生が気付いたとしても、それは失敗ではない。アルバースは述べている。「究極的な成果は、学生がみずから獲得し、それゆえに彼のものになった経験自体なのだから。(以下、略)」
大変学ぶ所が多い「バウハウス展」でした。
「バウハウス展」のエリアを出ると常設展があります。静岡県立美術館が所蔵している作品が定期的に交換されて展示されているのですが、そこになんと、大学の時の恩師で今でも「めぐるりアート」や懇親会でしばしばお会いしている白井先生の作品がズラリと展示されているではありませんか!

「せんせ~!

と思わず駆け寄ってしまいました。
(続く)