2016年10月21日

水鳥寿思監督の講演会

こんにちは。
水鳥寿思監督の講演会に行ってきた静岡の畳屋の姉さんです。

 昨夜、静岡法人会の例会で、リオオリンピック男子体操日本代表監督の水鳥寿思氏の講演会が行われました。
水鳥さん講演会


 水鳥さんは2004年のアテネオリンピックでは選手として出場し、団体で金メダルを獲得しています。
 しかし日本の男子体操は2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピックでは団体で銀メダルでした。特に4年前のロンドンオリンピックでは、芸術点(?)では金メダルの中国を上回っていたのに、Dスコア(難易度)で惜敗するという悔しい結果でした。内村選手が団体で金メダルを取ることに固執していたのはそういうわけなのですね。
水鳥さん座談会


 水鳥さんが監督として心がけていたことは・・・
・選手のコーチングよりもチームのマネジメントに力を入れた。
・自分の考えと違う考えも受け入れる
・押しつけではなく選手の考えを引き出す
・ピーキング(=試合前に体調を整え、試合時に最高の体調にすること)を重視する。

 どんな組織のリーダーにも通用しそうな事ですね。

 講演会後、社長は水鳥さんと法人会のメンバー数人と懇親会に出かけました。
水鳥さんと


 スポーツ少年団で器械体操の指導をしている社長にとって、とても有意義な時間だったと思います。


株式会社 新海畳店

〒422-8033
 静岡市駿河区登呂一丁目17-2

TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp  


Posted by 畳屋の姉さん at 17:22Comments(0)静岡の話題器械体操スポーツオリンピック

2016年06月07日

畳も市松模様で!

こんにちは。
オリンピックが楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。

 男子バレー、残念でしたね。テレビの前で何度も叫んだのですが・・・。でも2020年の東京オリンピックでは出場して活躍してくれると信じています。女子サッカーも。女子ソフトボールも復活するといいな。 
 まずは今年のリオのオリンピック。どの種目も応援しています!

 2020年の東京オリンピックのエンブレム、すったもんだありましたが無事に決まってよかったですね。
オリンピックのエンブレム


 これは日本の伝統的な模様である「市松模様」を変形させた「組市松紋」という模様だそうです。

 形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。

 ほ~!このエンブレムにそんな深い意味が込められていたのですね!

 市松模様についても調べてみました。これは江戸時代、歌舞伎役者の佐野川市松が舞台衣装に用いた事からこの名称が付いたそうです。
佐野川市松

歌舞伎役者市松


 海外ではチェス盤に例えて「チェッカー」「チェック」などと呼ばれています。そういった意味では日本らしい模様のようで、実はとてもインターナショナルな模様なのかもしれません。
チェス


 市松模様は実に色々なものに使われています。例えば・・・
和洋のお菓子

市松和菓子

市松のクッキー


和洋の履物

市松雪駄

市松靴


和洋の食器

市松和食器

市松のコップ


そして建具や畳にも!!

市松襖


 畳には畳表自体が市松模様のものもありますが・・・
市松表


市松黒畳


 同じ色の畳を縦横互い違いに敷くと、光の反射の違いでお部屋全体がこのような市松模様になります。
縁無し半畳


二色の畳表を使用することもできます。
二色の畳市松敷


畳縁を市松模様にすることもできます。
市松畳縁


 東京オリンピックに向けて少しずつお部屋を市松模様にしていきませんか?
 頑張れニッポン!頑張れ熊本!
 新海畳店では熊本県産い草を使用した畳表(市松表も含む)を推奨しています!!


株式会社 新海畳店

〒422-8033
 静岡市駿河区登呂一丁目17-2

TEL 054-285-3509
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Posted by 畳屋の姉さん at 17:13Comments(0)オリンピック

2015年09月03日

階段の踊り場に畳

こんにちは。

白紙撤回に懲り懲りな静岡の畳屋の姉さんです。




 一昨日夜、とうとう2020年東京五輪のエンブレムが白紙撤回されました。

 私は始めはS氏の盗作疑惑や不適切な受け答えにface09でしたが、今は大事な事を決定する組織のあり方や、責任の擦り付け合いにface09です。国立競技場のデザイン変更の時もそうでした。

 時間とお金が無駄になる白紙撤回、もう起こらないことを祈ります。


 今日ご紹介する畳の施工例は、ちょっと珍しいものです。階段を上がると、普通は畳を敷かないようなところに畳が!face08
踊り場の二畳


 いわゆる「踊り場」ですね。上の写真で説明すると、下の方から上がってくるとこの畳敷きの踊り場があり、左の方にさらに階段が続いています。
 左に2~3段上がるとすぐに階段は向きを変え、畳の上を上っていくようになっています。
踊り場の上から


 作り付けの机の天板があります。現場見学会の時にはここに住宅に関する資料が置かれていました。
踊り場の天板


 柱の部分の畳。↓もし畳の向きが90度違っていたら、柱と天板と上にある階段が邪魔で畳を敷くことができませんでした。
踊り場の畳の柱型



 この踊り場の畳コーナーも、更に階段を上ったところにある空間も、秘密基地のようでちょっとワクワクします。









  


Posted by 畳屋の姉さん at 12:01Comments(4)変形畳オリンピック