2015年06月25日
あかりともるよる
こんにちは。
幻想的な灯りに癒された畳屋の姉さんです。
6月20日(土)のお話の続きです。
マリナートで次男の演奏会を観た後、社長と私はバイクで三保に向かいました。その目的は・・・
ここに私は陶芸仲間と共に作品を出展していたのです。
会場に近づくと、駐車場に向かう車と大勢の人でごったがえしていました。幾つかの団体が出展していたので、私のように自分の作品を観に来た人も大勢いたのでしょう。
神社では丁度雅楽の演奏と共に舞が奉納されていました。とても厳かな雰囲気でした。
この舞台の周囲にも様々な灯りが並んでいました。
これは長い竹筒に穴をあけた灯りです。↓
こちらは短い竹筒の灯りです。↓
こちらの灯りの周囲は和紙に絵が描かれています。↓
さて、私の作品はどこでしょう?神社から「神の道」を通って海岸の方に向かいました。すると、砂浜の松の木の根元に陶芸の灯りのエリアがありました!
私の作品は・・・↓
なんだかよくわかりませんね。
陶芸の先生の作品はこちら。↓透ける特殊な粘土を使用しています。
私も次回はこの粘土で制作してみようっと。
株式会社 新海畳店
住所:静岡県 静岡市駿河区 登呂一丁目17-2
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜、祭日、第1・3土曜日
まちぽのページ→ https://machipo.jp/location/3796
2015年06月23日
小学校のバザーと次男の演奏会
こんにちは。
相変わらず休日は忙しい静岡の畳屋の姉さんです。
先週の土曜日、社長も社長の妹、弟も、母も、我が家の子供達3人もお世話になった小学校のバザーがありました。
毎年この小学校のバザーは10月末に行われていますが、今年はもうすぐ北校舎が建て替えの為に取り壊されるということで、その校舎を使ってバザーをすることになりました。
私はこのバザーに子ども会の役員として参加しました。6年前の創立80周年記念バザーから、PTAだけでなく子ども会、老人クラブ、民生委員、自治会など、地域の諸団体もバザーに出店するようになったのです。
手作りのお菓子の売れ行きは上々でした。

手が空いたときに北校舎に行ってみました。
壁には感謝の落書きがありました。
この日は次男の高校の定期演奏会でしたので、バザーのお手伝いは早めに切り上げ、バイクで清水マリナートに向かいました。
部員105名の吹奏楽部で、次男はまだ入部間もない1年生なので、あまり出番は無いかと思いきやなかなかの大活躍!


(続く)
株式会社 新海畳店
住所:静岡県 静岡市駿河区 登呂一丁目17-2
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜、祭日、第1・3土曜日
まちぽのページ→ https://machipo.jp/location/3796
2015年06月19日
なるほど~畳川柳
こんにちは。
畳川柳に感心する畳屋の姉さんです。
熊本県い業生産販売振興協会では、毎年畳のPRの為に「畳川柳」を募集しています。
6月2日、「第11回畳川柳」の審査結果が発表されました。応募総数5710点の中から金賞に選ばれた作品はこちらです。↓
「障子開け 海と畳が 繋がった」
私はこれを読んだとき、焼津市の大崩海岸にあるホテルの客室から海を観た風景が思い浮かびました。皆さんはどんな風景を思い浮かべたでしょうか。
その他の入選作品もご紹介します。
(銀 賞)「畳部屋 上手なあんよ 披露する」
「世界遺産 和食支える 畳の間」
(銅 賞)「畳から 日本の知恵が 見えてくる」
「長旅の 疲れを癒す 畳部屋」
「嫁が来る 息子も急ぐ 畳替え」
「もてなしの 心育てた 畳部屋」
「茶も花も 日本文化は 畳から」
「畳はいい なぜなら心 癒される」(中学生)
「外国の 友が喜ぶ 畳の間」
「わかるよな 日本人なら 畳部屋」
「日本通 和食のつぎは 畳部屋」
「気がつくと 物置き部屋と 畳部屋」
(特別賞)「百歳の 笑みがこぼれる 畳部屋」
(敢闘賞)「やっぱりね くつろげるのは たたみだな」
(くまもと畳を愛する会会長(八代亜紀)賞)
「宇宙でも 住むならやっぱり 畳の間」
私も一句ひねってみようかな・・・。
タグ :川柳
2015年06月18日
休日後半(ギャラリーとフチ子さん展)
こんにちは。
アートな休日を楽しんだ畳屋の姉さんです。
この前の日曜日のお話の続きです。
主人と「イニシエーション・ラブ」を観た後、再びテクテク歩いて青葉シンボルロードにあるギャラリーGossip Gal(ゴシップガル)へ。ここで6月末まで教え子が企画した絵の展示即売会が開催されています。
展示されている作品は、普段は東京のギャラリーにあるものです。それを静岡で展示したらどのくらいの反応があるか試したいという、マーケティングの実験的な要素を含む展示会だそうです。
経営者として活躍する教え子の姿がとても眩しく見えました。
この後、主人は青葉献血ルームへ、私はパルコで行われていた「コップのフチ子さん展」にそれぞれ分かれて行きました。
シャンパンタワーのフチ子さん↓
日本を応援するフチ子さん・ふなっしーとフチ子さん↓
フチにいないけれどフチ子さん↓
浴衣姿のフチ子さん↓
コップのソコ子さん↓
一体何種類のフチ子さんがいるのでしょう?あまりのも面白くて写真を沢山撮ってしまいました。フチ子さんの原画も展示されていました。
そしてどうしてもフチ子さんが一人欲しくなり・・・でも自分ではどのフチ子さんにするか決められないので、200円でガチャガチャをやってみました。我が家に来たフチ子さんは・・・↓
毎日さかさまになっています。

2015年06月16日
休日前半(葡萄の丘とイニシエーション・ラブ)
こんにちは。
好きなことをして充電した畳屋の姉さんです。
この前の日曜日、社長とウォーキングがてら市街地に出かけました。
先ずはセノバの最上階にあるシネシティザート(映画館)でチケットを購入。座席指定なので、早めに行っていい席を確保しておいた方がいいのです。
次に同じセノバ内の「葡萄の丘」というビュッフェスタイルのレストランでランチです。映画のチケットを見せると、ランチなら一人100円引き、ディナーなら一人300円引きになりますよ。

ところで私は先週の金曜日から「VB6」というダイエットを始めました。夜の6時までは動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品)を断つというダイエット法です。6時まではパンもコンソメスープも食べられません。でも「葡萄の丘」は野菜中心のメニューが多いので、結構沢山食べられるものがありました。

さて、お腹いっぱいになったところで映画館へ。居眠りしないように気をつけなきゃ。
この日観た映画は「イニシエーション・ラブ」。主人公が静岡大学の学生で、時代設定が1980年代ということは、まさに私とかぶっているではありませんか!

大きなスクリーンに馴染みのある公園や商店や母校等が出てきて、それだけでも静岡人としてはかなりウケます。そして懐かしいヒット曲。
でも、静岡人ではなくても、違う世代の人でも、とても楽しめる映画でした!観終わった後暫く頭が混乱し、主人に
「どういうこと???」
と質問し、解説をきいて
「あ~~~!前田敦子に、いや、堤幸彦監督に騙された~~~!」
という映画でした。
イニシエーション・ラブ
2015年06月11日
紋縁との戦いは老眼との戦い?!
こんにちは。
意地でも老眼鏡をかけなかった畳屋の姉さんです。
新海畳店では去る2~4月、お寺の畳の表替えのお仕事をしていました。
お寺の畳は非常に大きくて重いものが多いです。3月4日のブログをご覧ください。全ての畳がそうではありませんが、通常の畳の1.5倍程の長さの畳もあるのです。
もう一つ、お寺の畳で難しいのは紋縁の柄合わせです。新海畳店内で製造した時には柄がピッタリ合っていたのに、お寺に収めたら建物の歪みにより微妙に模様がずれてしまい、手直しをしたことが何度もありました。
下の写真のように3枚の畳が合わさった所も、最終的にはこのように柄がピッタリ合うように仕上げました。
さて、この難しい柄合わせがなんと私にも課せられました。


仮縫いの糸は黒、紋縁の地の色も黒なので、縫い目がとても見辛いです。大体、針に糸を通すのも大変で・・・。

でもここで老眼をかけたら負けです!!
と、意地になっていたら、社長に
「道具(老眼鏡)は上手く使えよ。」
と言われてしまいました。


と思ったら!なんと、


この拝敷の四隅の四角は四天王を表し、拝敷は仏界における世界一高い山「須弥山(しゅみせん)」を表しているそうです。本来須弥山の頂上は帝釈天が座る所で、そこに僧侶が座るということは、本尊の代理として読経するという意味があるそうです。
このように深い意味がある拝敷の紋の数を間違えるわけにはいきませんね。老眼と戦いながらもなんとか仮縫いができたので、最後は社長にバッチリ仕上げてもらいました。
2015年06月09日
テーブルは一つでもキッチンとお風呂は二つ!
こんにちは。
こんな家で暮らしたい!!と切に思った畳屋の姉さんです。
こんな家で暮らしたい!!と切に思った畳屋の姉さんです。
昨日社長と、新海畳店で畳を収めた新築の現場見学会にでかけました。
畳のお部屋は二つありました。
一つは八畳の和室です。↓「ひのさらさ」という国産の畳表を使用しています。
もう一つの畳のお部屋は、目の細かい「目積表」の半畳縁無畳を市松に敷いてあります。
畳とレールと板の間が段差無く繋がっています。
おや!このキッチンは・・・

まるでショールームのキッチンのように、二つのキッチンが抱き合わせになっているではありませんか!左右それぞれに冷蔵庫を置くスペースもあります。
でもダイニングテーブルは一つです。キッチンから見るとこうなっています。↓
家の中を探索すると、1階にお風呂と洗面所と洗濯機置き場も二つずつありました!工務店の方に伺ったところ、姉妹さんの二世帯住宅だそうです。
血の繋がった姉妹でさえ台所と冷蔵庫とお風呂と洗濯機を分けるのです!嫁・姑が一つのキッチンで一つの冷蔵庫を使うということがどんなに大変なことか!!
すみません、つい本音が出てしまいました・・・。
家の作り手は、住む人が本当に寛げる空間を作ることが大切ですね。
2015年06月02日
中学生の「社会体験学習」
こんにちは。
中学生の体験学習を終えてホッとした畳屋の姉さんです。
5月26~28日、中学校の「社会体験学習」で中学生を一人受け入れました。
以前は「職場体験学習」という名前でしたが、「職場」が「社会」に変わったのはどういう意図があるのでしょうか?少し気になりましたが、「職場体験学習」と同じことをさせていただきました。
三日間とも体験してもらったお仕事は、表替えと処分の為に畳を解体する作業とお掃除(切れ端の始末など)です。
刃物を持たせるので私も彼も緊張しました。
そして仕事の合間に、材料の切れ端を使ってミニ畳、コースター、置物、ストラップの制作もしました。
彼の日誌には
「ミニ畳ができた時には達成感があった。」
と書いてありました。
しかし、慣れない仕事で疲れたのでしょう。二日目は帰りのバスの中で眠ってしまい、終点まで行ってしまったそうです。

最終日、藁床の畳を持つ体験と、手縫いの針を藁床に刺す体験をしてもらいました。
針を持つ方の手の平に、金属板が入った「手当て」を付けて、ここに針を当てて刺すのですが・・・
結局一針も畳床に貫通させることができませんでした。
さて、彼はどんな感想を持ったでしょう?何を得たでしょう?
株式会社新海畳店は、これからもこのような教育活動に積極的に協力させていただきます。