2019年07月25日
介護保険も使える!衝撃緩和型畳「ケアケア畳」
こんにちは。
やっと6月の話題を書ける静岡の畳屋の姉さんです。
令和元年6月6日、東京で「一般社団法人 日本畳産業協会」の設立記念講演会とレセプションが行われ、新海畳店の社長も出席しました。
この協会は、平成15年、ISOを取得した全国の畳店18社が集まり「全日本ISO畳振興協議会」として発足し、昨年12月に「一般社団法人 日本畳産業協会」として社名変更し、法人化されたものです。
協会は、畳の使用者第一主義を掲げ、畳の品質と技術向上を図り、現代社会に必要とされる畳とは何かを模索してきました。
その成果の一つとして、この度「衝撃緩和型畳床」を開発し、BLマークの表示が可能な「ケアケア畳」を完成させました。
さて、聞きなれない言葉が幾つか出て来たので解説します。
※BLマーク=BL部品(優良住宅部品)に付けることができるマークです。BL部品には保証責任保険と賠償責任保険が付いており、お客様サポートがしっかりしています。(証紙に直通電話番号あり。)
※「衝撃緩和型畳床」=以下の要件を満たす有資格者が所属する畳店による施工が条件になっています。その条件とは・・・
a)畳製作技能士2級以上の技術を有する者。
b)全日畳品質管理責任者又はJIS品質管理責任者セミナーを受講し終了した者、もしくはISO9001の認定を取得した畳店に所属する者。
c)認定製品及び優良住宅部品認定制度について理解を有する者。
新海畳店、全部該当します!
「衝撃緩和型畳床」は、次世代住宅ポイント制度のバリアフリー改修のポイント発行対象になっています。
「衝撃緩和型畳床」は、介護保険の適用対象になっています。
高齢者が要介護になる要因の第4位が転倒、骨折に因るものだそうです。そして、家庭内での転倒、転落事故発生場所の1位が居室、茶の間、リビングです!
転倒した時、そこがどのような床材の時にどのくらいの衝撃があるのかを示した資料をみつけました。
・コンクリート床=170G
・木質フローリング=143G
・クッションフロア=116G
・タイルカーペット=109G
・畳=55G
・「衝撃緩和型畳」=50以下
上の資料で「畳」というのは、おそらく昔ながらの藁床の畳ではないかと思います。近年は建材ボードの畳床の畳が多く、それらは藁床の畳よりも硬いのでGの値がもっと大きいのではないかと思います。
そこでおススメしたいのが、今までの畳を衝撃緩和型畳「ケアケア畳」に交換するリフォームです。高齢者にとって、見慣れた空間を維持できるので、認知症による場所の見当識障害を予防する効果が期待できます。
新畳と交換する作業は、前もってお部屋の寸法を測り、畳を製造してから伺って古い畳と交換するので、お客様宅での作業時間は1時間程度です。畳工事の為にショートステイなどを利用する必要がありません。
次世代住宅ポイント制度と介護保険を活用し、お得に畳を交換しませんか?
2019年07月17日
臨済寺特別拝観と修業体験
こんにちは。
写経を初体験した静岡の畳屋の姉さんです。
5月26日(日)、主人を誘って「臨済寺特別拝観と修業体験」に参加しました。
以前、私一人で臨済寺の特別拝観に参加したことがありますが、その時は夜だったので山の上の茶室の見学ができませんでした。
今回は昼間の予約がとれたので山の上の茶室の見学もできます。そして前回無かった写経もできます!
写経では筆ペンが用意されていました。今川義元公生誕500年という文字が入った特別な筆ペンで、持ち帰ることができました。
次に呈茶をいただきました。
広いお部屋にいる大勢のお客さんにお茶を淹れる所作は珍しく、思わず見とれてしまいました。
それにしても、どうしても紋縁に目が行ってしまいます。
次に、座禅体験をしました。
私は邪悪なものを出したかったし、気合いを入れたかったので、前列に座りました。お坊さんはかなり手加減して叩いてくださいました。
坐禅体験の後は、お寺の中の見学です。
「十二神将」、「摩利支天」、今川義元公と氏輝公の象、 ご本尊と日光月光菩薩、徳川家康が竹千代だった頃の勉強部屋とその天井、山の上の茶室・・・。
この日の御朱印は今川義元公生誕500年の特別な御朱印でしたが、印刷されたもので日付も入っていないのはちょっと残念でした。
2019年07月11日
登録有形文化財の野草でランチ
こんにちは。
まだ5月の話から抜け出せない静岡の畳屋の姉さんです。
5/25(土)、登録有形文化財である「鈴木邸」で開催された「5月の野草を摘んでランチを作ろう」というイベントに参加しました。
私は以前から「鈴木邸」が気になっていました。fakebookに時々「鈴木邸」で開催されるイベントが出てくるので、機会があれば是非お邪魔したいと思っていました。
私が古民家が大好なのは、実家の建物が昭和初期に建てられたものだからかもしれません。
野草を摘んで~というのも私の好物です。子どもの頃、家族で山菜を摘みに行って、母がそれをお料理してくれて・・・。かけがえのないお思い出です。その頃の体験がこんな私を作ったといっても過言ではありません。
イベントは、まず先生から、これから作るお料理や使う野草の説明を受けました。そして参加者皆で鈴木邸のお庭にそれらを摘みに行きました。
のびる、せり、雪ノ下、たんぽぽ、○○竹の筍、蛇苺、よもぎ、つゆ草・・・。大体食べたことがあるものでしたが、蛇苺は食べてはいけないものだと勘違いしていました。それからこの細く伸びた筍、何と言う名前だったかな・・・。地面から30cmくらい伸びているのに手で簡単に折れるくらいに柔らかかったです。
作ったお料理は、よもぎがゆ、筍の炭火焼き、野草数種の天ぷら、つゆ草の味噌汁、冷ややっこ野草ソース乗せ、ふきのしのだ巻き、野草の胡麻和え、デザート(ムースに蛇苺のトッピング)です。器にはあじさいや柿の葉など、やはり庭で摘んだ植物を多用しました。品数も見た目も豪華なランチができました!!勿論どれも美味しかったです。
ランチの後は鈴木邸を見学させていただきました。
実家と同じようなガラス窓や欄間、建具を見てひとりでテンションが上がっていました。
最後にお庭にある防空壕を見せていただきました。男性が先頭をきって中に入ってくれたので、私も続きました。防空壕の中は意外と広かったです。中からコウモリが飛び出してきた時にはさすがにびっくりしました。
また鈴木邸でイベントがあれば参加したいです。

2019年07月02日
沢山の神社がある出雲
こんにちは。
神様のパワーを沢山いただいた静岡の畳屋の姉さんです。
5/17~19の鳥取島根の旅で御朱印を8ついただきました。そのうち1つは美保関にある佛谷寺という小さなお寺でしたが、あとの7つは神社でした。さすが神々の国、出雲です。
5/18は美保神社→佛谷寺→松江神社→阿羅波比神社 境内 和多津海神社(畳職の神様)にお参りしました。
5/19に始めに行ったのは「八重垣神社」です。
ここは縁結びの神様ということでしたので、私には関係ないかな、と思ったのですが、「縁」というのは男女の仲だけではないのですね。じゃあちゃんとお参りをしなきゃと思い、本殿にお参りをする人の列に並びました。
私のすぐ前に、荷物入れの付いた手押し車を押してきたお婆さんがいました。お婆さんは賽銭箱の前に進むとき、手押し車から手を離し、数段の石段を手をついて這うように上っていきました。近くにいた人が
「大丈夫ですか?」
と声をかけて手を貸そうとしましたが、お婆さんはそれを断って自力で段を上りお参りを済ませました。私は、このお婆さんは石段を下りる時には絶対に困ると思ったので、お婆さんが振り返って一瞬どうやって降りようという表情を浮かべたとき、黙って手を差し出しました。するとお婆さんは
「まあ!どこのお嬢さんか存じませんが、ご親切にありがとうございます。」
と私の手につかまって石段を下りました。そして私に
「いいご縁がありますように。」
とおっしゃいました。私はこのお婆さんとの出会いこそいいご縁だったと思いました。心がほっこりしました。
八重垣神社の境内の奥に佐久佐女の森があり、そこに「夫婦杉」と「鏡の池」があります。「鏡の池」に占い用紙を浮かべ、硬貨をそっと乗せて紙の沈み方でご縁を占うものです。15分以内に紙が沈めば縁が早いということでしたが、全員15分以内に沈みました。近くに沈むと身近な人と、遠くで沈むと遠方の人とご縁があるそうです。
八重垣神社の次に玉作湯神社に行きました。こちらも縁結びの神様です。
神社の入口で白い紙に包まれた「叶い石」を購入します。それを「お神水」で清め、「願い石」に当ててお願い事を祈ります。「願い札」に願い事を書き、一枚は賽銭箱へ、もう一枚は願い石と一緒にお守り袋に入れて持ち帰ります。
皆の石を見せ合ったら、色も形も全然違って、なんとなくその人らしい石がそれぞれの手に渡ったように見えました。
それから熊野神社と出雲大社に行きました。
出雲大社といえば全国的に「神無月」になるときに、出雲だけは「神有月」になるという神様が集まる所。入口付近から何か特別な空気を感じました。
地元の竹内畳店さんに、大鳥居をくぐったらまず参道の地中右手にある祓社(はらえのやしろ)という小さなお社にお参りして心身を清めることを教わりました。皆さん素通りしていくので、ちょっと得した気分でした。
松の参道は真ん中を歩いてはいけないことも教わりました。
拝殿は1963年に新築された戦後最大の木造神社建築だそうです。熊野神社も出雲大社もしめ縄の太さと迫力は圧巻でした。そして出雲大社のしめ縄は他の神社とは左右が逆になっていると!気づきませんでした。
また、一般的に神社は参拝する時「ニ礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では「ニ礼四拍手一礼」です。
やはり特別な神社だと感じます。
沢山の神様にお参りし、沢山のパワーをいただいたような気がします。