2016年05月10日
姉妹都市のオマハに駿府茶屋を!
こんにちは。
23年振りに海外に行った静岡の畳屋の姉さんです。
静岡市とアメリカ合衆国ネブラスカ州オマハ市は、昨年姉妹都市提携を結んで50年経ちました。
私が高校1年生の時の学級担任が英語の先生で、クラスにオマハから留学生が来ていたので、姉妹都市の事はなんとなく知っていました。しかし、今回このような形でオマハとの交流に参加するとは、昨年まで全く想像できませんでした。
オマハ市にあるLaurizen Gardensに10年前、姉妹都市40周年記念として駿府御門が建設されました。
この門をくぐると正面にミニ富士山があります。
そして今年、50周年記念としてこの日本庭園の敷地内に「駿府茶屋」を建設し、そこに畳を収めることになったのです。


ここに入れる畳の製造や輸出については今年2月末~3月初めのブログをご覧ください。(2016.3.2のブログは左の日付をクリックしてご覧ください。)
(続く)
2016年04月11日
記録更新!焼津みなとマラソン
こんにちは
まだいける!と思った静岡の畳屋の姉さんです。
毎年ぶっつけ本番で焼津みなとマラソン5kmの部に出ている私。


そこで3月にファスティングをして体重を少し落とし、食事に気をつけ、それからランニングの練習をして焼津みなとマラソンに備えようと思っていました。しかしとうとう一度も5km走ることなく本番を迎えてしまいました。

またもやぶっつけ本番の焼津みなとマラソン・・・しかし、5日前に4km走った時に、これはいけると確信しました。ほとんど完走できる気がしなかった去年とは違います。
それでも不安が無かったわけではありません。焼津駅から会場に続く道を、マッサージやテーピングをしてくれるところを探しながら進みました。そして無料でマッサージしてくれる接骨院を見つけました。
「どこか気になる所がありますか?」
「足首と、スネと、ふくらはぎと、ももの前面と・・・要するに足全体が痛いです。」
「ここに座ってこうして足を上げて~」
指示通りにやってみた結果、接骨院のイケメンお兄さんは私の痛い所をピンポイントで見つけ、そこをマッサージしてくれました。硬くなっていた筋がほぐれ、痛みが軽くなりました。さすがプロですね。
テーピングもしてほしいとお願いすると、それなら本部テント横でやっているからと言われ、そこに行ってみました。
「しゃがんで~背伸びして~。あなたの悪いところは腰ですね。」
あ~、確かに足も痛かったけど腰も痛いですね。腰と背中にテーピングしてもらい、胸を張って走りなさいとアドバイスを受けました。
そしてスーパー富士屋の人達からバナナをいただき、ポッカレモンのレモン水をいただき・・・本当に多くの方々にお世話になりました。
スタート前の余裕の笑顔。↓社長はハーフマラソンに出場です。
私と違ってコツコツトレーニングをしている人なので問題ないでしょう。
ハーフのスタートの15分後、5kmの部がスタートしました。周囲のペースに乱されぬよう、少し抑え気味に走りました。
数百メートル走ったところにズムサタでお馴染みの宮本和知さんが立っていて、ハイタッチしてくれました!

それにしても最後の1kmはとても長く感じました。社長にもらったアミノ酸入りゼリーを飲んで最後の力を振り絞ってゴール!
記録は予想以上の出来でした。去年よりも2分以上縮めましたよ。

12~3年前に初めてマラソン大会に出て以来、タイムが落ちる一方でしたが、努力すればまだいけるということがわかりました。
来年は更に記録更新を狙います!
2016年04月06日
大迫力の手筒花火
こんにちは。
手筒花火の迫力に感動した静岡の畳屋の姉さんです。
あれは去年か一昨年か・・・あるセミナーで「一色煙火保存会」の方とお友達になりました。そして新海畳店に沢山ある、手筒花火の材料になる古ゴザを寄付させていただきました。
これが手筒花火です。↓
このように↓竹の周囲に紙やゴザを巻いて作られています。

弊社の古ゴザがこのような形でお役に立てて嬉しいです。そして是非一度生で手筒花火を観てみたいとず~っと思っていたのですが、なかなか行ける時が無くて・・・。
すると、静岡まつりの公式案内書に、4月2日の夜20:30~駿府城公園で手筒花火が行われると書いてあるではありませんか!


30分前の20時に駿府城公園に着いたのですが、すでに人垣ができていました。そこで待つこと30分、ゆるキャラと誰かの挨拶の後、ついに花火が始まりました。
おや?これは私がイメージしていた手筒花火よりも小さいですね。法被を着た男性が数人、片手で花火を持っています。
やがて花火は大きなものになりました。これですね、新海畳店にある手筒花火は。
「シャ~」という音と共に火の粉が花火を持つ人に降りかかっています。法被を着ている人もいますが、ランニングのような服で肩や腕が出ている人もいます。熱くないのでしょうか?
暫く火の粉が噴出した後、最後に「ボン!」という大きな音と共に下からも火を噴いて終わります。↓
この音で観客も思わず歓声を上げてしまうのでした。そして拍手!
今後の手筒花火の予定をご紹介します。
7月16日(土) 清水巴川灯篭まつり(巴川手筒花火の会)
8月13日(土) やっちゃう祭り(奥大井煙火保存会)
8月14日(日) 郷島花火大会(郷島煙火保存会)
8月15日(月) 長尾川花火大会(長尾川煙火保存会)
10月15日(土) 一色天満宮例大祭(一色煙火保存会)
大迫力の手筒花火、是非生でご覧ください。
2016年04月05日
京都と繋がっていた静岡まつり
こんにちは。
京都と静岡まつりの繋がりに驚いた静岡の畳屋の姉さんです。
4月2日、静岡まつりのことをfacebookに投稿したところ、長男がお世話になっている京都の方から
「上賀茂神社から献上した葵は届きましたかね?」
というコメントをいただきました。
その日は登城行列の後に駿府城公園で「拝謁の儀」というのが執り行われ、確かにそこで上賀茂神社からの葵が大御所(徳川家康)に献上されていました。
拝謁の儀では、様々な大名がわさび、お茶、みかんなどを大御所に献上するので、鉢植えの葵が献上されることは正直言ってそんなに気にもとめていなかったのです。なぜ多くの献上品の一つを京都の方がご存知だったのでしょう?
なんと京都の上賀茂神社では、静岡まつりの一週間前に「葵使(あおいつかい)出発式」が行われていたのです。

葵使とは、徳川家康公の命により、毎年春になると京都の上賀茂神社の境内に自生している「二葉葵」を静岡の駿府城け献上する役目を持つ者のことです。二葉葵は徳川家の家紋「三つ葉葵」のモチーフとされ、1610年から大政奉還される1867年まで、葵使によって二葉葵が届けられていました。
2008年、約140年振りに葵使が復活し、毎年静岡まつりの時に京都から届けられているそうです。
恥ずかしながら私、毎年静岡まつりには出かけているのに、葵使のことを全く知りませんでした。

社長にこのことを話すと
「ああ、葵使ね。登城行列の前に新通小学校で一緒だったよ。行列にも参加しているはずだけど。」


来年の静岡まつりでは葵使のことをしっかり見ようと思いました。
それと、毎年静岡まつりでちょっと気になっている「朝鮮通信使」。きっと歴史的な背景があるのでしょう。調べてみようと思います。
この日は夜駿府城公園で行われる手筒花火も観たかったので、一旦自宅に戻ることにしました。
2016年04月04日
静岡まつりと畳組合
こんにちは。
2万5千歩くらい歩いて筋肉痛になった静岡の畳屋の姉さんです。
静岡まつりの見どころの一つに大御所花見行列があります。4月2日の大御所は山下真司さん、3日の大御所は杉本彩さんが扮しました。女性が大御所を務めるのは初めてのようです。
静岡市の畳組合が登城行列と大御所花見行列に参加するのは4月2日、雨ならば3日に延期になる予定でした。天気予報によるとどちらも微妙なお天気でしたが、どうにか中止は免れました。
2日の午前10時頃、一行は新通り小学校を出発し、駿府城を目指しました。
武将にならない組合員も、お揃いの緑のジャンパーを着て畳のチラシや畳表のコースターを配布し、広報宣伝活動に務めました。
12時頃、県庁横の休憩所に到着しました。午前中だけで2時間のウォーキングですね。
「隙あり!!」
この後「拝謁の儀」、「大御所花見行列」と続きます。
2016年04月01日
静岡まつりが始まります!
こんにちは。
静岡まつりが楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。
「静岡まつり」というと毎年4月第一土日のイメージがありましたが、もう今日の午後から青葉シンボルロードや駿府城公園に屋台などが出ています。今夜は公園の方で前夜祭が行われます。
先ほどまで降っていた弱い雨が上がりましたので、今夜はランニングで駿府城公園に行こうかな、と思っています。

ここ数年、静岡市の畳組合は組合員数名が登城行列と大御所花見行列に出ていました。
去年は社長が上杉謙信に扮しました。
今年は社長は足軽になる予定です。
午前中の登城行列では、見物客に畳コースターを分けながら歩きます。早いもの勝ちですよ!!

今年の大御所は2日は山下真司さん、3日は杉本彩さんです。え?女性が大御所??
追申 先日の京都での収穫です。↓
静岡まつりで出かけたら、浅間神社まで足を伸ばして御朱印をもらってこようかな・・・。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2016年03月17日
元教授の記憶力に脱帽!
こんにちは。
元教授の記憶力に驚いた
静岡の畳屋の姉さんです。

静大の教育学部美術科資料室に34年間勤務された土田さんの謝恩会には、大学生、卒業生、教授、元教授など総勢124名が集まりました。
下の写真の中央に写っておられる先生は、私が大学4年生の時に静大美術科に赴任された伊藤先生です。
たった1年のお付き合いでしたが、この日集まった同期生の名前を全員覚えていらっしゃいました。

「俺が静大に来た時の4年生は凄かった。」
と、制作のエピソードなどを話していたそうです。私達はただやりたいことを夢中になってやっていただけなのですが。いい学年だったねとお褒めの言葉をいただきました。
それにしても伊藤先生、全然変わっていません!

下の写真に写っておられる先生は、彫塑研究室の細谷先生です。
細谷先生といえば、私が時々ウォーキングを兼ねて登っている八幡山の山頂にある「少年とチャボ」の製作者です。

この像を観る度に、細谷先生はお元気だろうかと思っていましたが、ついに約30年振りに再会することができました。
しかし、この日集まった同期生はデザイン研究室と絵画研究室に所属していた人ばかりで、細谷先生の彫塑研究室にいた人は一人もいません。週に1回の彫塑の授業を受講していただけの学生の事など先生は覚えていらっしゃらないだろうと思っていましたが・・・。
「旧姓山本です。」
とご挨拶すると
「あ~、君は粘土で柴犬を作った山本さんだね。実家がM町の。」
とおっしゃいました!

「君はラッコを作っていたよね。陶器で動物を作った授業は面白かったな~。」
と!

先生、よく覚えていらっしゃいますね


まあ、確かに自分自身、教え子さんと作品をセットで覚えている人が何人かいますが・・・30年前ですよ!!

そんなこんなで懐かしい先生方と友達とお喋りしていたら、ご馳走を食べる時間があまり無くて・・・。私達主婦は
「あ~、タッパーをもってくればよかったね~。」
と悔やんだのでした。
この会を企画運営してくれた大学院生の皆さん、お世話になりました。
2016年03月15日
久々に静岡大学へ
こんにちは。
懐かしさでいっぱいの静岡の畳屋の姉さんです。
今月末をもって、静岡大学教育学部美術科資料室に34年間勤務された土田美智子さんが退職することになりました。
土田さんは事務仕事だけでなく、難しい大学教授やワガママな大学生の話をきいてくださったり、愛知県の陶芸の専門学校で得た知識と技術を惜しみなく学生に教えてくれました。窯をたく時には(電気窯ですが)ほぼ徹夜で面倒をみてくださったこともあります。
私はデザイン研究室で陶芸を専攻していたので、特にお世話になった学生の一人です。粘土の「菊練り」やろくろは土田さんに教わりましたし、今でも土田さんの工房に時々顔を出して作品を作らせてもらっています。
13日(日)、土田さんの謝恩会が大学内の第2食堂で行われました。現役大学院生が企画してくれたのですが、卒業生も参加していいということを聞きつけ、早速同期生に呼びかけて参加しました。
4年間、この坂を登って教室に行っていたのですよ。今では息切れが・・・。
坂の左右にサークルや部活の大きなパネルがある景色は変わらないですね。でも新しくできたお店もありました。
第一食堂前と中庭横を登ったところに桜の木が何本かあります。これから花が咲く木と、もう葉が出ているものがありました。
あれ、校舎の名前が変わっています。↓
第二食堂はさらにこの階段を上って右の方ですね。
食堂で土田さんと同期生と記念撮影。土田さんの似顔絵は現役大学院生作です。さすが!
(続く)
2016年03月02日
どうか無事に着きますように(オマハに本物の畳を(4))
こんにちは。
畳の旅の無事を祈る静岡の畳屋の姉さんです。
先週、オマハに送る畳を製造しました。
一辺だけ縁と返し藁を縫い付けていません。5月にオマハで行われる駿府茶屋のオープニングセレモニーで、社長が手縫いで仕上げる為です。
3月1日、株式会社渡邊商店さんが大きな赤いトラックで畳のお迎えに来てくださいました。
そして畳は瓦や木材、茶釜、掛け軸などと共に清水港へ。熱処理が必要なものはそれを施し、証明書取得等様々な手続きを経てオマハへと旅立ちます。
どうか無事に届きますように。5月に畳と再会するのを楽しみにしています。
2016年02月26日
藁が現地調達できないか?(オマハに本物の畳を(3))
こんにちは。
パスポートの申請に時間がかかった静岡の畳屋の姉さんです。
私が前回海外に行ったのは22年前、新婚旅行の時でした。もうパスポートの有効期限も切れていますし、家の中で紛失してしまったのですが、そのパスポートについて窓口で根掘り葉掘り聞かれました。
私はその時のパスポートの名前が「新海」だと思い込んでいましたが、どうやら旧姓でパスポートを取っていたようで・・・。まあなんとか申請できましたが、ちょっと時間がかかってしまいました。
オマハに本物の畳を・・・本物の藁床の畳を裏返すと、ここにも藁がねじって縫い付けてあります。(「返し藁」といいます。)
昨年の京都畳技術競技会では長男がこのように藁を縫い付けて縫い糸をぐいぐい締めていました。
せめてこの藁だけでもオマハで現地調達できないでしょうか?
調べていただいたところ、オマハの藁は家畜の肥料用でしょうか、ほとんど細かく刻んであるそうです。

刻む前の長い状態の藁が入手できないか、現在調査していただいています。
2016年02月25日
屋内使用か?屋外使用か?(オマハに本物の畳を(2))
こんにちは。
「検疫」は難しいと思う静岡の畳屋の姉さんです。
静岡市の姉妹都市であるオマハの日本庭園に造られる予定の「駿府茶屋」。私は最初に「茶室」と伺って、にじり口の付いている小さな建物を想像しました。
しかし実際の建設予定の建物は、戸や壁が無く「東屋」に近い構造だそうです。そうすると、横殴りの雨が降ると畳は濡れてしまいますね。さてどうしましょう。
現在は様々な素材でできている畳があり、「洗える畳」や「ウォータージュエリー加工畳表」などが温泉施設や介護施設での利用が広がっています。そういう畳にすれば植物検疫の問題で悩むこともありません。
しかし弊社社長は、やるからには本物の畳をオマハの方に観ていただきたいという気持ちでした。その職人魂は株式会社渡邊商店さん(瓦やさん)をはじめ、プロジェクトのメンバーさんにも伝わりました。
そして今考えられている畳の扱いは、普段はガーデンで屋内展示とし、祭寺(ガーデンが行う和のイベント)の時のみ「駿府茶屋」に敷いて使用するというものです。つまり普段の「駿府茶屋」には畳は無く、畳を敷く板の間は化粧仕上げをするとのことでした。
しかし、イベントの時のみと言っても、これは畳の「屋外使用」にならないのでしょうか?
植物検疫の問題になりますが、「屋内使用」か「屋外使用」かで輸入許可の条件が変わってきます。特に「屋外使用」とみなされると「厚さ2インチ以下」という条件が加わってきます。
1インチ=2.54cmなので、2インチ以下ということは5.08cm以下の厚さでなければならないということですね。
昔ながらの畳の厚みは仕上がり厚が6cmです。最近では床暖房用畳や薄い畳も増えてきて、弊社でも厚さ1.5cmの畳はよく製造しています。しかしそれは畳床の材料が特殊であるからで、藁ではそんなに薄い畳は作れません。
そこで強度を保ったまま厚さ2インチを超えないように、特別な厚みで宮城県の業者さんに畳床を作っていただきました。
まもなく製造にかかります。
2016年02月24日
オマハ市に本物の畳を!(1)
こんにちは。
畳の輸出について勉強中の静岡の畳屋の姉さんです。
私の小学校の同級生のK君から、今年米国ネブラスカ州オマハ市に茶室を作るプロジェクトがあることをきいたのは昨年の初夏だったでしょうか。
静岡市とオマハ市は姉妹都市提携を結んで50年になります。私が高校1年生の時、オマハ市から留学生が来ていたので、姉妹都市のことはなんとなく知っていました。
約20年前、姉妹都市30周年を記念して、市民レベルで将来に向けて歴史に残るものを形で残したいという思いで、オマハ市側の要請を受け、日本庭園と静岡駿府御門をオマハ植物園に作ることになったのがこのプロジェクトの始まりのようです。その時にK君のお父様がプロジェクトに大きく関わっていたのです。
今から11年前の2005年(平成17年)10月、日米ボランティア隊延べ250人により、オマハロリツェン公園内に日本庭園と駿府城公園の東御門を模した駿府御門が建立譲渡されました。
これらは日本の古代建築と日本の象徴富士山とわびさびの心をアメリカに紹介し、静岡市とオマハ市が益々太い絆で結ばれることを願って作られたものです。よって、宮大工さんが昔ながらの技法で手抜き無しで建てたそうです。
そして今年の5月は更にその敷地内に「駿府茶屋」を作ることになりました。そこに畳を敷いて市民が休憩したり、イベントでお茶をたてて味わったりと、憩いの場にしたいようです。
「駿府茶屋」のオープニングには畳を縫うデモンストレーションもしてほしいと。

このプロジェクトのコンセプトを考えると、畳床は建材ボードではなく藁床で、畳表はビニールではなく国産天然い草にすべきでしょう!
しかし問題は山積みです。藁とい草は植物検疫を通るのでしょうか?大きさや厚みの制限は?デモンストレーションで使う巨大な畳針や包丁はどのように運べばいいのでしょうか?仕事を休んでボランティアで行くということは、時間や費用の負担が大きすぎないでしょうか?(畳は作っても社長は現地に行かず、宮大工さんに畳を敷いてもらうという手もあるのでは?)
昨年からこれらについてプロジェクトの皆さんと検討を重ね、やっと具体的なことが見えてきました。現在は社長と私が大工さんよりも数日遅れてオマハに行く方向で考えています。オマハ市と静岡市の友好の為に。歴史に残るものを作る為に。そして後を継いでくれる長男のことも考えながら。次回オマハに行くのはきっと長男でしょう。
下の写真は静岡市の日本平動物園にオマハ市から友好の証として寄贈されたタヌキのオブジェです。なかなかインパクトがありますね。

2016年02月23日
社長が表彰されました!
こんにちは。
社長と私の恩師とのご縁が嬉しい静岡の畳屋の姉さんです。
昨夜、社長がスポーツ少年団の器械体操の「優秀指導者」として静岡市体育協会に表彰されました。
パンフレットに載っていた社長の紹介文の一部を抜粋します。
学校部活が衰退する中、社会体育の重要性を認識し、子供達と共に成長していきたいと考え、現在は富士見体操スポーツ少年団にて手腕を発揮している。
静岡市体育協会の理念である「裾野の広い体操競技」を体現するべく、長年にわたり活動を続けており、その功績は高く評価されている。
社長は平成元年から器械体操の指導に関わっていますから、今年で28年目ですね。今でも火曜日と土曜日は仕事が終わると近くの小学校の体育館に駆けつけ、子供たちから元気をいただいています。
そして昨日の表彰式に、私が中学生の時にお世話になった体育のA本先生がいらっしゃいました。
A本先生は長年体操部の顧問をされており、器械体操の大会にもおみえになることがあったので、もしかしたら表彰式にもおみえになるのではないか、もしいらしゃったら一緒に写真を撮ってきてほしいと社長に頼んでおいたのです。
先生はもう80歳くらいだと思うのですが、姿勢が良く、活き活きとしていてお元気そうですね。社長と恩師がこのように同じ写真に写るなんて感激です!先生は私のことも覚えていらしたそうで。

私もそのうちご挨拶に伺いたいと思いました。
2016年02月10日
三嶋大社の梅と御朱印
こんにちは。
御朱印を集め始めた静岡の畳屋の姉さんです。
先週の土曜日、新海畳店は休業日でしたが、私と社長はちょっと遠くまで畳の敷き込みに出かけました。
帰り道、三嶋大社に立ち寄りました。お正月に伊豆方面に家族旅行に出かけた時にも三嶋大社に立ち寄ったのですが、その時御朱印帳を持っていなくてちょっと悔しい思いをしたからです。
この御朱印帳は昨年11月、京都畳技術競技会を観に行ったときに建仁寺に寄って購入しました。
建仁寺にある風神雷神図が表紙になっているカッコイイ御朱印帳です。

そもそも御朱印って何だろうとずっと思っていたのですが、昨年放送されたテレビ番組で芸能人が御朱印をもらっているのを観て、気軽にやればいいのだと気が付きました。50歳からスタートして幾つのお寺を回れるでしょう?ささやかな楽しみができました。
三嶋大社の中の厳島神社↓
家門繁栄・商売繁盛・安産・裁縫等の守護神だそうです。
2016年01月28日
くまモン来静!
こんにちは。
初めてリアルくまモンに会った静岡の畳屋の姉さんです。
昨日、あの有名なくまモンが、新海畳店の近くの登呂遺跡に来るという情報を得たので、早速会いに行きました!

くまモンの隣にいるのは、顔が登呂遺跡になっている「トロベー」です。
全国的に畳店はくまモンと仲良しです。

国産い草の畳表の9割は熊本県産ですから。
くまモンに対しても
「いつもお世話になっています。」
という感じです。
「くまモン体操」、可愛かったですよ。小さい子の頭をなでたり、写真撮影も快く引き受けてくれて、なかなか優しいくまモンでした。

株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2016年01月25日
掘りごたつと小さな畳
こんにちは。
雪が降らなくても寒がっている静岡の畳屋の姉さんです。
今朝のニュースで、
「奄美市で115年ぶりに雪が観測されたほか、長崎市では110年の観測で最多となる17センチの積雪が観測されました。また、沖縄本島では、観測史上初めて雪が観測されました。」
と言っていました。

こんな大寒波が日本列島に来ていても、静岡市街地は雪が降りません。私はとても寒いと感じますが、他の地方はもっと寒いのかな・・・。
寒い日はやはりこたつに入って温まりたいですね。
畳と共にこたつの文化は日本が世界に誇れるものだと思います。家族でも友達でも、一緒にこたつに入るだけで親近感が湧きませんか?
家族でこたつに入る時にはなんとなく誰がどこに座るかが決まっていて、大体一家の大黒柱であるお父さんやおじいちゃんは一番テレビが観やすい位置に座って・・・。家族の中の序列のようなものが自然と身についたような気がします。
というわけで、今日は昨年表替えをした掘りごたつのあるお部屋の画像をご紹介します。
この画像のように、掘りごたつの大きさに合わせて小さい畳を作って周囲に敷くことがよくあります。
そしてもう一点、注目していただきたいのが、向かって右側に写っている家具の脚の下です。お部屋の畳に家具の跡を付けたくないというお客様のご要望により、このようなミニ畳を作りました。
「これ、いいね!私も欲しい!!」
と思った方、遠慮なくお申し付けください。金額は今のところ「要相談」でお願いします。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2015年12月07日
仕事帰りに「ゆらく」と「池めん」
こんにちは。
温泉とグルメが大好きな静岡の畳屋の姉さんです。
先週の土曜日は第1土曜日の為、新海畳店はお休みでしたが、社長と私は藤枝のお客様のところに打ち合わせに出かけました。
その帰り、ちょっと「ゆらく」に寄り道を。

温泉は少しぬるぬるすべすべする柔らかいお湯でした。炭酸泉はぬるかったので約10分ゆっくり浸かりました。体の芯から温まった感じです。

中庭の紅葉↓
畳の広間↓温泉施設には不可欠だと思います。テレビには静岡シティーマラソンの様子が映っていました。
ゆらくの入口に「せとやコロッケ」のポスターが貼ってありました。
「せとやコロッケ」・・・何度か耳にしたことがありますが、食べたことはありませんでした。しいたけが沢山入っているそうです。そしてゆらくで販売されているせとやコロッケは味噌とチーズ入りと書いてありました。早速購入し、揚げたてを食べててみました。
う~ん・・・揚げたてのコロッケですから勿論美味しいですよ。でももっと椎茸とチーズとお味噌が入っていてほしかったな。普通のコロッケと同じような味でした。(あくまでも私個人の見解です。)
「ゆらく」を出て静岡市に戻る途中、綺麗な銀杏の樹に思わず

そして「池めん」というラーメン屋さんに寄って昼食をとりました。
このお店のラーメンは「まぜそば」といい、スープがありませんでした。
この状態で出されたラーメンを、このように↓混ぜて食べます。
ちょっと私には辛かったな。麺を食べた後に肉味噌が残るので、そこにご飯を入れて食べると美味しいそうです。私はお腹いっぱいでご飯を入れられませんでした。だって、コロッケ1つ食べてきたのですから。
コロッケとラーメンか・・・。本当にダイエットする気があるの?という声が聞こえてくるようです。m(_ _)m
2015年12月04日
産業フェアでばったり!!
こんにちは。
嬉しい出会いがあった静岡の畳屋の姉さんです。
先週の土日、ツインメッセで産業フェアしずおか2015が開催されました。
畳組合でも出展し、畳の良さをアピールしました。
この他に、ゴザの手縫いの実演や、無料で畳表のコースター作りもしました。
大工組合の餅まきはいつも大勢の人が集まります。
大勢の人といえば、この人達の周りも凄い人だかりができていました。
会場をウロウロして再び畳組合のブースに戻った時です。
「先生!」
と私を呼ぶ声が!


ここのところてんはとてもコシが強く、こんな風に縛ることもできるし、
温かいおつゆでトムヤンクン風に食べることもできるのです!これ、凄く美味しかったです。↓
そしてなんとなんと、


これがまた美味しいんですよ。私のようにダイエットしたいけど甘いものが大好きな人にはピッタリです。

また買いに行くね~!
ところてんやさんの社名は(有)大信です。 http://www.rakuten.ne.jp/gold/tocoroten/
2015年11月09日
感動の連続!
こんにちは。
映画と演奏に感動した静岡の畳屋の姉さんです。
先週金曜日、社長と一緒に「ソ満国境15歳の夏」という映画の試写会に行きました。
実は私は戦争ものの映画があまり好きではありません。なのでこの日は次男の演奏をマリナートに聴きに行くつもりでいました。ところがそのチケットを申し込み忘れてしまい、予定外で試写会にでかける社長に同行したのです。
映画を観て、それはもう感動しました!
ポスターやチラシに「人として 語り継ぐべきことがある」「言葉も国境も超えて次の世代に伝えたい感動の実話」と書いてありましたが、まさにその通りだと思います。
終戦の頃、ソ連と満州の国境付近に置き去りにされた中学生のことを現在の福島県の中学生が取材するというストーリーなのですが、それぞれの時代の中学生の苦悩と、人の優しさとたくましさが描かれていて、何度も泣きそうになりました。
この映画は12月5日(土)10:30~と13:30~、静岡市民文化会館中ホールで上映されます。チケットがご入用の方は(株)新海畳店の総務 新海祥代までご一報ください。
この映画は観るべきです

主演を務めた柴田龍一郎さんとお父様と↓
次なる感動は昨日行われた静岡市民バンド「コンセールリベルテ」の第63回定期演奏会です。随分歴史があるバンドですね。
社長の妹がここのメンバーで、フルートを担当しています。しかし、妹のソロはフルートではなく、なんとピアニカ!

そしてここでも意外な出会いが!娘と中学校の同期生で、同じ吹奏楽部だった子が今年の6月に入団していたのです。そのお母様に4年ぶりにお会いし、近況報告で盛り上がりました。

最近、出会いと感動の機会に恵まれているな~。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2015年11月07日
「出会い」てんこもりの文化の日(その2)
こんにちは。
コレステロール値を下げる薬を飲み始めた静岡の畳屋の姉さんです。検診を受けた病院のお医者さんは、薬を飲むと善玉まで減ってしまうと言っていましたが、かかりつけのお医者さんは善玉はなかなか減らないものだと言いました。実際どうなのか、今日から1カ月薬を飲んで試してみます。
文化の日のお話の続きです。
素敵な時間を過ごした染物屋さんで地持院への行き方を確認したので、今度こそ迷わずに到着しました。すると玄関で以前同じ中学校に勤めていた数学のM先生ご夫婦に遭遇してビックリ!

実はM先生とは以前にも超偶然の遭遇に驚いたことが2回あります。
1回目は県外のスキー場です。新海家では1シーズンに2回くらいしかスキーをしないのに、日本全国数あるスキー場の中で同じ日に同じスキー場にいるだけでも凄いのに、同じ時間にレストランにいるなんて!

2回目は「永遠の0」を観に行った時です。映画が終わって館内が明るくなったら、M先生ご夫婦と新海夫婦が前後に座っていました!

さて、作品を鑑賞した後、お茶をいただきながらM先生ご夫婦と作品を展示された先生と歓談をしていると、なんとそこに、私が退職した後にその中学校で美術の教鞭をとられたY先生がみえました!


もし社長が道を間違えなければ、もし私が染物屋さんでお喋りしなければ、先生方とは会わずに帰っていたところでした。
思いがけない再会にここでも話が弾んでしまったので、由比の名物桜エビのかき揚げそばは諦めて次男の演奏に駆けつけました。 ん~、やっぱり次男の高校の吹奏楽部の演奏は素晴らしい!
次男の演奏を聴いた後、社長はスポ少器械体操の指導へ。私は自転車に乗り換えて駿府城公園へ。
駿府城公園には、以前娘が通っていたミュージカルスタジオから今月CDデビューしたロザリオクロスと、やはりデビューしたばかりの地元のスター太田克樹さんを観に行ったのです。どちらも応援していますよ。
それから急いで松坂屋の画廊へ。同じ高校出身ということで親近感を抱いている風鈴丸さんの作品展を観るためです。
しかし最終日だったので、作品はほとんど片づけられていました。

翌日の静岡新聞に、風鈴丸さんが芸術文化奨励賞を受賞されたことが載っていました。
3日の夜の最後のイベントはヨガの懇親会です。この方達がまた面白くて・・・。

文化の日、多くの人に出会い、いい刺激を沢山いただいた一日でした。