2018年02月10日
大間の縁側お茶カフェ
こんにちは。
慣れない雪道にヒヤヒヤした静岡の畳屋の姉さんです。
この前の日曜日、静岡市葵区大間の「縁側お茶カフェ」に行ってきました。
この辺りは最近「オクシズ」という愛称で呼ばれる地域です。要するに山間部ですね。
ここの何件かの民家が縁側でお茶を出してくれるというのです。美味しい空気を吸い、素晴らしい景色を眺めながら、民家の縁側に腰かけてお茶をいただく・・・なんて贅沢なんでしょう

しかし、オープンするのが第1.3日曜日の昼間のみです。休日に予定を詰め込んでしまう私は、なかなかタイミングが合わず、行くことができずにいました。
そして2/4、やっと時間を作ることができたので一人で出かけました。
この日はとてもいい天気だったので、久々にバイクを動かして行ってみようかとも思いましたが、初めての道で山間部なので、とりあえず車で行くことにしました。
大間の下にある市営の「湯の島温泉」には何度か行ったことがあります。湯ノ島温泉までは静岡市街地から

しかし、湯ノ島温泉を過ぎた辺りから道幅が狭く、カーブが多くなり、そのうち路肩に溶けない雪が現れ始めました。めったに雪が降らない静岡で雪を見ると、静岡人は大体テンションが上がるのですが、そんなことは言っていられません。私はたった一人、ノーマルタイヤの車で大間に向かっているのです。
「大丈夫、大丈夫。きっと雪は路肩だけ。」
と自分に言い聞かせながらそろそろと車を運転していたのですが、そのうち山道全体が雪で覆われるようになりました。つくづくバイクで来なくて良かったと思いました。雪が積もっている日陰の山道が随分長く感じました。
やがて日の当たる開けた所に出ました。「縁側カフェ 営業中」という看板をみつけた時には「やれやれ」とほっとしましたよ。でも、周辺の茶畑や庭に雪が残っているくらいの気温です。縁側は寒いということで、屋内の囲炉裏端でのカフェとなりました。
ワイングラスのようなガラスのコップに入っているのは、お茶の葉に氷を乗せて、ゆっくり抽出していただく水出し茶です。
この他に、お汁粉、漬物、昆布の煮物が提供されました。
そしてまだまだお茶が出そうで、捨てるのはもったいないくらいの茶殻は、ポン酢を付けていただきました。ほろ苦い中にも甘味が感じられました。
次回は社長と一緒に行きたいです。
2018年01月15日
清水住宅公園に行ってきました
こんにちは。
清水住宅公園に行ってきた静岡の畳屋の姉さんです。
1/6、静岡市清水区に「清水住宅公園」がオープンしました。早速社長と見学に行ってきました。
住宅公園には9戸のモデルハウスがあります。そのうち2戸の畳のお部屋をご紹介します。
まず1戸めです。
上の画像の右奥にチラリとキッチンが見えます。キッチンの方から畳コーナーを見るとこうなります。↓
テーブルから畳コーナーを見るとこうなります。↓
畳の下に収納が付いていて便利ですね。
もう1戸の畳のお部屋です。↓
こちらの家も、畳とキッチンとテーブルが近くにあります。
畳の下は収納ではなく、床を照らす間接照明になっています。
いずれにせよ、キッチンからテーブル、畳コーナーがよく見えるのは、主婦としてはありがたいですね。
清水住宅公園では1/21(日)曜日にもイベントが行われます。お近くの皆さん、是非足をお運びください。
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
2017年12月12日
特別公開は12/17まで!浅間神社の「かえるまた」
こんにちは。

県外の友人のおかげで浅間神社を再発見した静岡の畳屋の姉さんです。
今月初旬のことですが、名古屋からママ友が静岡に遊びに来ました。
まずママ友がどうしても行きたいというパワースポット、浅間神社へ。
私のような地元の人間からすると、浅間神社は身近すぎていつでも行ける所なので、かえってあまり行かないのです。パワースポットという意識も薄く、年に一度、4月初めの静岡まつりの時に行くかどうかという感じです。
境内は12月初めの土日の為、七五三参りの家族連れが大勢いました。着物を着た幼い子たち!可愛いですね~。

このママ友とは娘同士が幼稚園の同級生なんです。娘が小学校に上がるときに名古屋に御引越ししてしまいましたが、それからもずっと年1くらいのペースで会っています。今回も娘たちを巻き込んで会う予定でしたがそれが叶わずちょっと残念・・・。そこで娘たちにお揃いのお守りを購入しました。
更にママ友は、お嬢さんの為に浅間神社のお水を汲んで帰るのだと空のペットボトルを3本も用意していました。私は境内にお水を汲む所があることも、それを汲んで持って帰れることも知りませんでした。今度浅間神社に行く時には空のペットボトルを持って行こうと思います。
境内をウロウロしていると、このようなチラシや張り紙がありました。
「かえるまた」?「よみがえる」?駄洒落?よくわかりませんが、私の大好きな「期間限定」「特別公開!」という文字が!しかも丁度その限定された期間内ではありませんか!

「静岡市文化財資料館」は、浅間神社の池のすぐ近くにある建物です。池にかかっている赤い橋を渡って行きました。池には大きい鯉が沢山泳いでいました。
資料館の中は撮影禁止なので「静岡文化財資料館」のブログをご覧ください。
蟇股(かえるまた)について調べてみました。ここの部分↓を「蟇股」というのですね!

上の写真は左甚五郎という彫刻家が作った、日光東照宮の「眠猫(ねむりねこ)」です。
蟇股は、蛙が脚を広げて踏ん張った姿勢と似ているところから名付けられましたが「蛙股」とは書きません。
蟇股は天平時代は構造材と装飾材を兼ね備えていましたが、やがて建築技法の向上で装飾専用になりました。作り手も大工さんから彫刻家へと変わっていきました。
現在、静岡の浅間神社の中の「大歳御祖神社」の蟇股彫刻が外されて修復され、ご本殿の蟇股に取り付けられる前に展示されています。展示されていたのは十二支のうちの10体の動物の彫刻でした。
彫刻が外された浅間神社内の大歳御租神社の蟇股↓(静岡文化財資料館のブログより)

「大歳御祖神社」のご本殿は、普段は一般には公開されていません。特別公開日があったとしても、蟇股に彫刻を取り付けてしまうと高い位置になってしまうので、近くでじっくり彫刻を見られる機会は今しかないのです

この貴重な機会をどうかお見逃しなく!
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
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2017年07月08日
アースカレッジに参加します!
2017年07月05日
次郎長生家の復活を目指して(2)
こんにちは。
改めて清水次郎長について調べた静岡の畳屋の姉さんです
清水次郎長(本名 山本長五郎。文政3(1820)年~明治26(1893)年)は、浪曲、映画で「海道一の親分」として取り上げられました。講談の「清水次郎長伝」も有名で、大政、小政、森の石松等「清水二十八人衆」という屈強な子分もいたそうです。
次郎長は清水の船持ち船頭、海運業者である高木三右衛門の次男として生まれ、米穀商の叔父である山本次郎八の養子になりました。
やがて次郎長は妻帯し家業に従事しましたが、一方では賭博や喧嘩を繰り返し、天保14(1843)年、喧嘩の果てに人を斬ると、妻を離別して家業を姉夫婦に譲り、出奔してしまいます。その後諸国を旅して修行を積み、交際を広げて人間的に成長した次郎長は、清水湊に一家を構えました。
慶応4(1868)年1月の「鳥羽・伏見の戦い」から,、旧幕府軍と新政府軍との内戦である「戊辰戦争」が勃発します。
旧幕府軍を乗せた「かん臨丸」は8月、銚子沖で暴風雨に遭い下田港に漂着、その後清水港に入港し、修理をします。しかし修理が遅れた「かん臨丸」は新政府軍に追いつかれ敗北、乗組員の多くは戦死または捕虜になりました。(「かん臨丸事件」)
その時、逆賊として駿河湾に放置されていた遺体を次郎長は小船を出して収容して埋葬し、翌年には「壮士墓」を建立、1887(明治20)年には清水市興津の清見寺に「かん臨丸乗組員殉難碑」を建立しました。

次郎長は、清水港の発展のために茶の販路を拡大することに着目し、蒸気船が入港できるように清水の外港の整備を訴え、横浜との定期航路線を営業する「静隆社」を設立しました。
また、静岡刑務所にいた囚徒を督励して富士市大渕の開墾に携わったり、東京大学医学部卒の植木重敏を招聘して清水町に済衆医院を開設したり、私塾の英語教育を熱心に後援したと伝えられています。
次郎長の死後は梅蔭禅寺に銅像が作られました。このお寺には、次郎長の他、子分の大政、小政のお墓もあります。
さて、この次郎長さんの生家に先週畳を収めさせていただきました。


今週末、いよいよオープンです



畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
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FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2017年07月04日
次郎長生家の復活を目指して(1)
こんにちは。
次郎長生家の完成が楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。
幕末から明治時代にかけて、静岡市清水区で「清水次郎長(しみずのじろちょう)」という人が活躍しました。本名を山本長五郎(やまもとちょうごろう)というそうです。私は子供の頃から「清水の次郎長さん」という名前をどこかで何度か聞いたことがありました。そして次郎長さんの生家が清水区にあることもなんとなく知っていました。
この次郎長生家の老朽化が進んだ為、安全性を確保する為と、国の登録文化財を目指し、耐震工事が進められていました。
工事は、なるべく幕末の創建時のスタイルを大切にしたいということから、薄皮を剥ぐように、調査をしながらの解体作業だったそうです。そして骨組みだけにしてジャッキアップし、水平を保ちつつ基礎を造るという、手間のかかる難しい工事だったようです。
4月初旬、マルワ建工さんからお声がけがあり、新海畳店で次郎長生家の畳を担当させていただくことになりました。でも畳の製造と収めは工事の終盤になってからですね。
4/15.16、工事途中の次郎長生家が一般公開されたので、社長と観に行ってきました。
裏口の方は昔の格子窓がそのまま残っている感じです。
幕末に造られた既存の梁を、SE構法?ラーメン構造による門型フレームで支えるという工事が行われていました。

ネブラスカ州オマハ市の駿府茶屋建設でご一緒させていただいた瓦やさんの渡邊商店さんは、既存の瓦を1枚1枚点検して使える瓦は洗浄し、正面の見える部分に葺いたそうです。
補足瓦は旧清水市の産業遺産である清水瓦を忠実に復元しました。

新しい瓦の裏には地元の幼稚園児等が寄せ書きをしました。

様々な業者さんと「清水次郎長生家を活かすまちづくりの会」の皆さんのご尽力と寄付をしていただいた皆さんのご厚意により、工事は着々と進められました。

(続く)
2017年06月23日
節電避暑店キャンペーン、始めました
こんにちは。
さつまいもの苗を植えた静岡の畳屋の姉さんです。
先週日曜日、子ども会でさつまいもの苗を植えました。
先ず畑を耕して畝を作ったのですが、今年は雨が少ない為、土がからからに乾いて固くなっていて大変でした。苗を植えた時にたっぷり水やりしたつもりでしたが、翌日にはもう土が乾いていました。
昨日は久々に雨が降りましたが、今日は晴れて真夏日です。

やはり梅雨には雨が降らないと色々なことが調子が狂ってしまいますね。
皆さん、体調など崩されていませんか?
体調管理には、栄養と休養を充分とることが大切ですね。それとできればエアコンを使って適切な温度と湿度を保つことです。それは防カビや食中毒の防止、熱中症対策にも繋がります。
しかし!エアコンをつけっぱなしで一日中家から出ないのもいかがなものかと。
そこで静岡県地域産業課商業まちづくり班では、数年前から「ふじのくに魅力ある個店」登録店を対象に、「節電避暑店キャンペーン」という取り組みをしており、新海畳店もそれを実施しています。
趣旨は
「厚い夏の昼間を、クーラーの効いた家庭で過ごすのではなく、涼しい小売店で過ごすことにより地域商業の活性化につながるとともに、節電・熱中症対策の一助とする。」
です。家庭のエアコンを切って出かければ、各家庭の節電にもなるというわけです。
新海畳店では、ご来店いただいたお客様にこのようなおもてなしをいたします。
畳製品をご購入いただかなくても構いません。畳のお手入れ相談や工場見学のみでもいいですよ。特にお子様は、夏休みの自由研究に畳のことをとりあげてはいかがでしょうか?ご協力いたします。
尚、工場見学をご希望の際は、事前にご連絡をいただけると助かります。
どうぞお気軽に新海畳店に足を運んでくださいね。

タグ :節電避暑店ふじのくに魅力ある個店
2017年05月31日
歩くことによって見えた景色
こんにちは。
未知の史跡に驚いた静岡の畳屋の姉さんです。
ノルディックウォーキングで歩いた道は、すぐ近くの車道は何度も通ったことがありますが、歩くのは初めての所ばかりでした。車から観る景色とは全然違います。
井宮神社に行く前に立ち寄った「三坂屋」というお菓子屋さんの隣に「安倍七騎」と大きく書かれていました。「安倍七騎」について調べたのですが、諸説色々あるのでここでは割愛します。
井宮神社を出てから茶町方面に向かって行く途中の閑静な住宅街の中に、安倍鉄道井宮駅跡がありました。
安倍鉄道は大正5年、井宮から牛妻までの約10kmの軽便鉄道として開通しました。単線で平日乗客は約150人だったそうです。昭和7年に廃止されました。
私は静岡生まれの静岡育ちなので静岡のことは大体知っているつもりでいましたが、安倍鉄道のことは全く知りませんでした。
それから山岡鉄舟さんのことも。
鉄舟は戊辰戦争の時、最後の将軍となる徳川慶喜の意を受け、江戸に迫る東征軍の陣地を突破して、西郷隆盛と駿府で直談判、江戸城無血開城への道を開いた人です。
明治2年、静岡藩権大参事としてこの地に住み、旧幕臣の生計確保のために奔走し、城下の治安維持にも努めました。
さらに殖産興業にも意を尽くし、牧之原大茶園の実現や、清水次郎長の富士の裾野開墾事業にも尽力しました。
明治5年から10年間は明治天皇の侍従となり、青年天皇の人格形成に大きな影響を与えました。
清水区にある鉄舟禅寺も鉄舟が建立を願ったものだそうです。
江戸時代~明治~大正と、激動の時代を懸命に生きた人達に思いを馳せながらのノルディックウォーキング、とても心地よかったです。参加者の皆さんの笑顔がそれを物語っていますね。
2017年04月19日
天気に恵まれた週末
こんにちは。
休日を満喫した静岡の畳屋の姉さんです。
今年は桜が咲く時期が例年よりも一週間くらい遅かったようです。ラッキーなことに、4/15(土)の同窓会ゴルフコンペの時には丁度見頃~散り始めでした。
4/16(日)は前日と同様いい天気!


次郎長生家については後日詳しく書きます。
次郎長生家の辺りから巴川の向こう、清水港のフェリー乗り場の方に目をやると、手前のビルよりも大きな豪華客船が見えました!

船の向こうに富士山が見えました。
この「ドーンプリンセス」という豪華客船は清水港には初寄港だそうです。
全長261.31m、幅32.25m、客室数975室、乗客定員1998名、乗組員定数900名!道理でエスパルスドリームプラザ周辺に海外の方が大勢歩いていたわけです。それなのにすぐ近くの次郎長通りは・・・。
帰り道、船越堤の辺りの桜があまりにも綺麗だったので

土日がお天気に恵まれてよかったです


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2017年03月14日
「防災フェスタINしみず」その2
こんにちは。
災害救助犬に感心した静岡の畳屋の姉さんです。
災害救助犬に感心した静岡の畳屋の姉さんです。
3/11に行われた「防災フェスタINしみず」には、様々な災害救助犬が会場入りしていました。私は動物が大好きなので、「5日で5000枚の約束。」の展示の支度ができたところで早速災害救助犬を観にいきました。
盲導犬=ラブラトールレトリバー、警察犬=シェパードというイメージがありますが、災害救助犬は色々な犬種がいますね。こんなに可愛い子もいましたよ!
そういえば以前報道番組で観たことがあるのですが、殺処分寸前の犬の適正を見て救い出し、教育をして災害救助犬にしている人達がいるそうです。人間に殺されかけた犬が人間を救う仕事をすることもある・・・考えさせられますね。
災害救助犬は人が大好きなようで、色々な人に触られても嫌な顔一つせず嬉しそうにしていました。でも、一旦お仕事モードに入ると、表情も態度もきりっと引き締まります。賢いな~。
私は「防災フェスタINしみず」で密かに楽しみにしていたことがあります。それは・・・
親馬鹿ですみません。次男の演奏中は畳の紙芝居上演は無しということで・・・。
15:30、会場にいる人達で手をつなぎ、ハート型を作りました。そして黙祷をささげました。


2017年03月13日
「防災フェスタinしみず」に初参加
こんにちは。
「防災フェスタinしみず」に「5日で5000枚の約束。」の一員として初参加した静岡の畳屋の姉さんです。3/11、JR清水駅東口広場において「防災フェスタinしみず」が行われました。
このイベントに、災害時に無償で畳を避難所にお届けする約束をしている畳店のグループ「5日で5000枚の約束。」の静岡県チームとして、初めて出展させていただくことになりました。
このイベント会場には物販や飲食店もありましたが、私達は畳の小物の販売をするのではなく、私達グループの活動と畳の良さをお伝えする為の出展でした。なので内容は畳の利点をまとめたものや、避難所に畳が運ばれる様子を撮影したパネルの展示と、紙芝居の上演でした。

今回のイベントは、特に健常者ではない方の避難について考えようという主旨がありました。「防災体験ツアー」というものが行われ、そこでアイマスクや、老人や妊婦さんの体験キッドを身に付けての避難体験が行われました。ツアーの最後には板の間と畳、テント泊と車中泊の体験もできるようになっており、ツアー参加者には畳表のコースターがプレゼントされました。

紙芝居は焼津市の松葉畳店の伊藤知美さんが読み、私が隣で手話で表現しました。(聴覚障害のあるママ友に私の手話をチェックしてもらいました。)

すぐ近くのステージで大音量が出ていることが多く、紙芝居が上演できるのはせいぜい2回くらいかと思っていたのですが、これがなかなか好評で、そのうちステージの音に関係なく上演するようになりました。全部で4~5回は上演したと思います。1回の上演時間は10分くらいでしたが、小さい子も凄く集中して話を聞いてくれました。

子ども達は畳に上がる時、誰に言われることもなく自然と靴を揃えています。そして上がると
「やっぱり畳はいいね~。」
と足を崩したり、寝転がったり。でも紙芝居が始まると自然と背筋を伸ばして座るのです。畳は癒しの効果がありながら、礼儀やしつけにもいいのだと改めて思いました。


(つづく)
2017年02月28日
お雛様の飾りづくり
こんにちは。
ものづくりを楽しんだ静岡の畳屋の姉さんです。
一昨日、清水銀座の「うさ樹ショップ」でお雛様の飾り作りをしました。
先ず薔薇の花を作りました。プリザーブドフラワーの薔薇の花びらを「好き、嫌い、好き・・・

次に、ちりめん?の布でできた花びらを本物の花びらの合間にボンドで留めながら薔薇の花を完成させました。

後は選んだ人形や布等の飾りを容器に刺してできあがりです。

受講生は6人でしたが、+先生+癒しのアイドル+アシスタント+技師で、にぎやかな講習会になりました。

これが私の作品です。↓(下のミニ畳も作りました。)
ひな祭りが終わったら雛飾りを抜いて違うお花を挿し、4月下旬になったら小さい五月人形と鯉のぼりを挿そうと思いました。それから紫の布とお雛様の下に付いている布は畳縁に替えてもよさそうです。今度は材料を揃えるところから自分でやってみようかな。
2017年02月23日
時間があると思っていたのに・・・(T_T)
こんにちは。
大事な役目を果たせなかった静岡の畳屋の姉さんです。

浜松城の充実した展示物には感動しました。ボランティアのガイドさんが何人もいて、ガイドさんから声をかけてくださるのもいいですね。天守門もなかなかのものでしたよ。
天守門について改めて調べたところ、こちらがとても詳しくてわかりやすく、写真も綺麗でした。→https://kojodan.jp/castle/123/memo/864.html
さて、浜松城を観終わった頃にはすっかり体が冷え切っていたので、近くのコンビニのイートインでホットコーヒーとごまあんまんをいただきました。15分くらい休憩したでしょうか。私にはマラソンを走っている社長とパパ友よりも早くゴール地点に行き、「あと少し~!がんばれ~!」と黄色い声援を送り、ゴールした二人に預かった上着を渡すという大事な役目が残っています。もう読書をしている時間は無さそうです。
私はマラソン大会のスタッフさんに教わった通り、遠鉄電車でゴールの競技場に向かうことにしました。
ところが、丁度タイミングが悪く、切符を買っている間に電車が行ってしまいました。時刻表を見ると12分待たなければなりません。予想外の時間のロスでした。でも駅を降りたら競技場はすぐ近くときいていたので、なんとか間に合うだろうと思っていました。
ところが、電車を降りたら競技場の方向を示す看板があり、なんと「ここから徒歩15分」と書いてありました。

とにかく急いで向かうしかありません。しかし駅から競技場まではずっと上り坂です。私が走れるようなやさしい道ではありませんでした。(ヤバイ!間に合わない・・・。)
やっと競技場に着きましたが、人が多くて社長がどこにいるのかさっぱりわかりません。するとそのうち社長から電話がかかってきて会うことができました。ゴール後上着がなくて10分くらい寒い思いをしたそうです。
帰り道、ラーメンと餃子をいただいて温まりました。
社長が注文した濃厚海老ラーメン↓
私が注文した生姜ラーメン↓
浜松餃子?なんと、お皿にマヨネーズが添えられています!↓
餃子とマヨネーズって意外と合いますね!

社長はこの浜松シティマラソンは3/5に行われる静岡マラソン(フルマラソン)のいい練習になったそうです。パパ友さんはいい経験になったということでした。(かなり足が痛そうでしたが・・・。)
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2017年02月22日
見応えがある浜松城
こんにちは。
予想以上の展示物に感動した静岡の畳屋の姉さんです。
浜松シティマラソンに出場している社長とパパ友のサポート役の私。彼らがゴールするまでの時間潰しも兼ねて浜松城を見学しました。
入場料はお城と天守門を合わせて200円!まあ、そんなに大きなお城でもなさそうだし、観る所もそんなに無いだろうと思ったのですが、その予想は見事に覆されました。

まず驚いたのは写真が撮り放題だということです。せっかくなので、浜松城内の展示物のほんの一部をご紹介します。
家康公蝋人形↓
衣装盆と文箱↓
馬上筒(火縄銃)↓普通の火縄銃よりも随分小型です。葵の御紋と細工がお洒落です。
葵の御紋の鎧兜↓
それとお揃いの足具↓
右側の馬具にはゴザが使われていますね!職業柄つい目が行ってしまいます。
400年前の築城時の面影を残す貴重な石垣↓
(続く)
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2017年02月06日
技能グランプリ、静岡で開催!!
こんにちは。
技能グランプリが楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。
今月10日(金)~13日(月)、静岡県内の幾つかの会場で「第29回技能グランプリ」が開催されます。「技能グランプリ」は熟練技術者が技能の日本一を競い合う2年に1度行われる大会です。前回は2015年に幕張メッセで行われました。そんな凄い全国大会が静岡で行われるなんて、もうそれだけでちょっと興奮してしまいます。
競技の職種は、染色補正、婦人服製作、紳士服製作、和裁、寝具、石工、建築大工、かわらぶき、畳製作、建築配管、プラスチック系床仕上げ、カーペット系床仕上げ、壁装、旋盤、フライス盤、機械組立て、家具、建具、ガラス施工、貴金属装身具、印章木口彫刻、表具、園芸装飾、ペイント仕上げ広告美術、粘着シート仕上げ広告美術、日本料理、フラワー装飾、レストランサービス、タイル張り、造園の30職種で、その内「畳製作」を含む19職種の競技が、新海畳店から車で数分の所にあるツインメッセ静岡で行われるのです!これはもう観に行くしかないでしょう!!
畳製作の競技には、北は青森県から南は沖縄県まで20人の職人さんが参加します。長男が京都でお世話になっている方も出場する為、長男も競技の見学に来ます。他にもfacebookでは友達になっているけれどお会いしたことのない他県の畳屋さんも何人かみえるようで、それがまた楽しみなのです。

京都畳技術競技会で四連覇した長男は出場しないのかという声が聞こえてきそうですが、技能グランプリに出場できるのは一級技能士で7年以上の実務経験か、職業訓練指導員免許を持っていて1年以上の実務経験があるという条件があり、残念ながらまだ長男はどれにもあてはまらないのです。
ところが、調べてみると「技能五輪全国大会」という23歳以下の青年技能者向けの大会があるではありませんか!

しかし、なんとこの「技能五輪全国大会」の競技職種の中に「畳製作」が無いのです。

2016年12月14日
「堆朱(ついしゅ)」最後の出展
こんにちは。
イベントで様々な出会いがあった静岡の畳屋の姉さんです。
先週の土日、ツインメッセ静岡で行われていたクリスマスフェスタに出かけました。クリスマスフェスタは出展者にお友達がいっぱいいます。例えば西村畳店さんの「縁~enn~」、「うさ樹」さん、「ステンドグラス工房かわもと」さん、「株式会社ヤマナミ」さん・・・。当日足を運べなかったお友達、紹介していないお友達、ごめんなさい。何しろ200店弱のお店があり、一々ひっかかってしまうので・・・。
まず西村畳店さんのお店に行き、立ち話をしていた時、ふと振り返ると小中学校の同期生のKちゃんが


KちゃんとFちゃんが会ったのは何年振り?いや何十年振り?
「私のことわかる?」
というご挨拶から話が盛り上がってしまいました。3人でキャーキャー話していたのがシバタ建設さんの前だったので、一緒に写真を撮っていただきました。

その後私は「マックフラワー」さんでこんな作品を作りました。↓

シバタ建設さんの体験コーナーでは、大学の同級生にも会ったのですよ!何年振りだろう・・・結婚してから1~2回会ったことがあったようななかったような・・・毎年年賀状は出し合っていましたが・・・そんなお友達に会うなんて

偶然通りかかった「paper shop Teepee」では、長男の同期生が働いているのを見つけてご挨拶をし・・・。本当に沢山の人に会いました。
私が是非ご紹介したいのはこのお店。「葵塗り工房」さんです。

「堆朱(ついしゅ)」といって、漆を200回くらい塗り重ね、それを磨いて模様を出す工芸品です。

その手間を考えると、このお値段でいいのかと聞きたくなってしまいます。
私は以前、この堆朱アクセサリーを露店で購入したことがあります。それ以来、どこかでお店を出していないかな~となんとなく探していたのですが、やっとここで巡り会えました!(下の画像は昨年3月に購入した時に撮影したものです。)
「今度はいつどこでお店を出すのですか?」
と尋ねたところ、もう歳だし体調もよくないのでこれを限りに作るのも販売するのもやめると!そして、静岡で堆朱をしている人は多分他にはいなくて後継者もいないということでした。
残念です。後継者不足は他人事ではありません。技術や伝統を受け継いでほしい!でも私がやりますとは言えない・・・。なんとかならないものでしょうか・・・。
多くの出会いに歓喜しながらも寂しさの残るクリスマスフェスタでした。
2016年11月30日
アンケートをとり忘れた!
こんにちは。
やはり抜けている静岡の畳屋の姉さんです。

11/28、新海畳店で今期第2回目の「個店塾」を開催しました。
前回のブログで書いた通り、アホな私は写真を撮り忘れてしまったので、今回は制作中から写真を撮るように心がけました。
ミニ畳作り↓
畳表の説明↓

畳表のコースター作り↓

完成作品↓

完成作品を撮影するときに、お急ぎの受講生さんはもう帰ってしまったので全部の作品は撮れませんでしたが、今回はぬかりないぞと思っていたのですが・・・


1回目も2回目も個店塾に参加された皆さんはとても集中して作品つくりを楽しんでいました。畳表とイ草のお話も興味深く聴いてくださいました。
こうして畳ファンが少しずつでも増えていってほしいです。
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
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2016年11月25日
個店塾開催しました!
こんにちは。
写真を撮ることをすっかり忘れてしまった静岡の畳屋の姉さんです。
11/21(月)19時~新海畳店で個店塾を開催しました。
「個店塾」というのは、「ふじのくに魅力ある個店」加盟店が受講料無料で開催する塾(講習会)です。少人数で予約制、セールスはしないといったルールがあります。
今回の弊社の個店塾は、1時間半でミニ畳とコースター作りです。合間に社長の畳に関する熱いトーク付きです。


参加者は5名(男性1名、女性4名)でした。
皆さん夢中で真剣に取り組んでいました。私も受講者さんの畳表をピンと張ったり、縁がずれないように抑えるお手伝いをしました。1時間半があっという間で、皆さんも名残り惜しそうな感じだったので、後は自宅で作ってくださいとコースターの材料をお分けしました。
皆さんがお帰りになった後、ハッと気づいてしまいました!


そこで、不躾とは思いましたが、作品の画像を新海畳店のパソコンに送ってくださるように受講者さんにお願いのメールを送りました。お二人から作品の画像を送っていただきました。
怪我の功名と言いますか、新海畳店内で写真を撮り忘れたことで、受講者さん宅で実際に作品を使用していただいたり、小物を素敵に組み合わせた画像をいただくことができました。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
新海畳店の個店塾は11/28の19時からも開催されます。今度は製作中の写真を撮り忘れないようにしなければ!
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
〒422-8033
静岡市駿河区登呂一丁目17-2
TEL 054-285-3509
FAX 054-283-2047
メールアドレス tatamiss@f8.dion.ne.jp
2016年11月14日
好記録の社長と最悪な記録の私
こんにちは。
最悪な記録を出してしまった静岡の畳屋の姉さんです。
昨日、ジュビロ磐田メモリアルマラソンに出場しました。「マラソン」といっても社長はハーフマラソンで私は5kmの部です。
社長は日頃からコツコツ練習をしています。10/31の「しまだ大井川マラソン」でフルマラソンを走ったことはとてもいい練習になったそうで、昨日も朝から絶好調な感じでした。
私はと言いますと、6/12に伊豆稲取キンメマラソンで10kmマラソンに出場して以来、まともに走ったことがありませんでした。昨日も朝から本当に走るのかと自問自答を繰り返す始末。不安でいっぱいでしたが、6/12に10km完走(完歩?)できたことと、テニスやダンス、筋トレをしていること、千秋さんに私に合ったインソールを作ってもらったことなどを考えて、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせました。私の目標はゴールすることですから。始めから記録など狙っていません。
スタート前に記念撮影。↓若干私はひきつっています。

先ずハーフの部がスタートしました。
続いて小学生3kmの部と、ファミリー、ペアの部がスタートしました。小学生の部は危険防止のためにランニングスタートという方法をとっていましたが、結局走り出していいよという合図がスタートの合図と同様になり、ほとんどの子は全力疾走


そしていよいよ5kmの部がスタートしました。スタートして間もなく上り坂があります。いきなりきついですが、坂の上には中学生の吹奏楽の演奏が待っています。吹奏楽部の演奏は元気が出ますね。二つ目の坂の上にも吹奏楽部が!
しかし昨日は気温がなんと23度!長袖長ズボンで走った私は暑くて暑くて、給水所でいただいたお水は飲まずに頭からかぶりました。それでも暑さと坂道には勝てず、足腰も痛くなったので残り2kmくらいをほとんど歩いてしまいました。

私同様に歩いているランナー二人が、残り1kmくらいのところで
「ここにも吹奏楽の演奏が欲しいよね~。そうすればもう少し頑張れるのに。」
と話していました。娘も息子も吹奏楽部の私は、なんだか誇らしい気持ちになりました。

結果は・・・
次回はもう少しましな記録を出したいです。
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
株式会社 新海畳店
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2016年11月12日
川井氏のお人柄
こんにちは。
川井氏のお人柄に心が温まった静岡の畳屋の姉さんです。
昨夜、静岡鉄道の元社長・会長で、静岡商工会議所名誉会頭の川井祐一(かわい・ゆういち)氏の「感謝の会」が 川井家主催で行われました。 川井氏は商議所会頭、静岡経済同友会代表幹事として旧静岡市、旧清水市の合併と政令市実現にご尽力されました。また、前オマハ友の会の会長として、静岡市とネブラスカ州オマハ市との姉妹都市交流事業を通して国際親善にもご尽力されました。
昨夜はオマハ市から川井氏を慕う方々が駆けつけ、歴代静岡市長らも参列し、川井氏を偲び、姉妹都市提携50年の歴史を振り返りました。
11年前の姉妹都市40周年の時、オマハ市にあるロレチェンガーデン内に富士山と駿府御門が建設され、50周年の昨年は静岡フィルハーモニー交響楽団のオマハでの演奏が行われ、今年4~5月にガーデン内に駿府茶屋が建設されました。

新海畳店はその駿府茶屋に畳を収めさせていただきました。そのご縁で昨夜は弊社社長共々「感謝の会」に出席しました。大工さんや瓦屋さん、木遣保存会の方々もいらっしゃいました。
司会進行は私の同級生の川井敏行さん。英語と日本語とジョークを上手く織り混ぜた名司会に、会場はとても温かい雰囲気に包まれました。
皆さんの笑顔がそれを物語っています。川井祐一氏も一緒に微笑まれているような気がしました。
facebookでは友達ですが、昨夜初対面だったスーさんと記念撮影。↓
スーさんは、川井祐一氏のご逝去は悲しくて切ないけれど、こうして嬉しい出会いもあった、ほろ苦いけれど甘い思い、というようなことをおっしゃいました。(通訳していただきました。英語を勉強しなきゃ。)