2018年03月30日
力のいる繊細なお仕事
こんにちは。
東京に行くのが楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。
今度の日曜日、東京に行きます。4/2は次男の大学の入学式なのです。次男に会うのは2週間振りですが・・・ちゃんとご飯を食べているのでしょうか。元気ならいいのですが・・・。
今月初旬、かなり気を遣うお仕事をさせていただきました。
藁床に「紋縁」を付けた畳なので、制作するときから紋の端=畳の端になるように微調整しながら縫わなければなりません。
更に気を遣ったのは敷き込み作業です。建物の修復作業がほぼ終わっていて、周囲は漆が綺麗に塗られているので、それらに絶対に触れてはならないのです。通常の畳よりもサイズが大きくて重い畳を担いで階段を上ったり敷居をまたいだり。ふらつかないように・・・なんてつい老婆心になってしまいました。
まずこの押入れのように高くなった所に一畳を敷きこみました。長男が先に脚立を使って高い所に入り込み、社長と社員が畳を周囲に当てないように注意深く斜めにして入れて長男に渡しました。
微調整をし、綺麗に収まったところで今度は床面の敷き込みです。
達成感が半端ないお仕事でした。
タグ :紋縁