2018年03月14日
濃い!モダン乱敷き畳勉強会
こんにちは。
花粉症の症状が出てきた静岡の畳屋の姉さんです。
昨日、今日と静岡は暖かい日が続いています。気持ちがいいですね!しかし、最近ティッシュが手放せなくなってきました。

2/25午後、「モダン乱敷き畳 中四国勉強会」の座学が始まりました。
初めに、カリスマ女性設計士さんから「モダン」とは何ぞやというお話や、消費者目線から考えられる「モダン乱敷き」の可能性や魅力、私達畳店が克服すべき課題などを伺いました。「モダニズム建築」のお話は、久々に大学の美術の講義を受けているようでちょっとワクワクしましたよ。

次に、日本でたった4人しかいない「龍鬢表」の生産者さんから、「天然イ草、龍鬢、染色イ草の特性と、モダン乱敷き畳での活用法」というお話を伺いました。
次に、対話形式営業トークレッスンが行われました。
(例題1)72歳の田中さんは、座敷の8畳を介護が必要になることを考えてフローリングにしてベッドを置きたいと話されています。畳を無くさずに田中さんの満足のいく提案とプラン作りをしてください。
(例題2)32歳の伊藤さん(主婦)は中古住宅を購入して引っ越しまでにリノベーションする予定です。限られた予算の中でお洒落で今風な畳を提案してください。
(例題3)借家の大家さんである横山さんは、借家の老朽化とニーズの変化で入居率が悪化してきたことに頭を悩ませている。不動産屋さんからは、リフォーム業者をあっせんするのでフローリングにする工事を勧められている。畳の利点と、入居率が上がる「モダン乱敷き」での提案と交渉をしてください。
いや~難しいですが、よくありそうな事例ですね。借家の大家さんを説得する畳屋さんが最も苦戦していました。
勉強会で配布されたお茶↓
九州から関東から、勉強会に集まった畳業界の方々。↓お世話になりました。
翌日、岡山名物「えび飯」を皆で食べて解散しました。
えび飯の写真の画像↑と、リアルなえび飯の画像↓
うどんを食べそびれたので、お土産に買って帰りました↓
ここで学んだことを早速今後に活かしていこうと思います。