2018年03月24日
圧巻!可睡斎ひな祭り(1)
こんにちは。
つい畳と弓矢を見てしまう静岡の畳屋の姉さんです。
3/21、静岡県袋井市にある可睡斎に主人とお雛様を観に行ってきました。
「可睡斎ひな祭り」が4/3までだと知り、逆算して考えると21日の午前中しか行ける日が無かったのです。
下の写真は玄関に置かれたお雛様と畳ベンチです。
これだけでも立派なものですよ。しかし、これがほんのご挨拶程度のものだったとこの後すぐに思い知らされるのです。
廊下に置かれたお雛様↓
このお部屋では1枚の紙で作られた折り鶴が展示されていましたが・・・
なんと、そこの鴨居にも大勢のお雛様が!

そして、つい出てしまう畳屋の職業病。お雛様が座っている繧繝縁(うんげんべり)の台座に目が行ってしまいます。
お内裏様が座っている方は上の面と手前の面で縁の模様が合っていますが、向かって右側のお雛様の方は縁の柄がずれてしまっています。残念・・・。
このお雛様の着物は凄いですね。十二単(じゅうにひとえ)と言いますが、本当に12枚着ているのでしょうか?数えてみたら15枚くらい着ていらっしゃいました。こちらの台座は柄合わせもバッチリです。
こちらのお雛様は冠が豪華です。↓私の実家に眠っているお雛様も確かこのような豪華な冠だったような・・・。
こんなに丸っこいお雛様も!↓
こちらのお雛様はお花見をしているようですよ。↓なんだか風情があって楽しそうですね。
そして私達元弓道部夫婦、お雛様の弓矢の持ち方や矢の本数に目が行ってしまいます。
上の写真のお雛様の矢の持ち方は、まあいい方です。本当はもう少し矢じりの近くを持ってほしいですね。でも中には羽を持っていたり、上下逆に持っているお雛様もいて、つい直してあげたくなってしまいます。
背中に背負っている矢の本数は4~7本と様々でした。弓道では2本か4本で勝負することが多いので、5本や7本というのはどうなんだろう、予備なのかな、などとくだらない話をして・・・。なかなかメインのお部屋に辿り着きませんでした。
(続く)