2016年05月19日
式典前のセレモニー(後半)
こんにちは。
オマハの方の親日ぶりが嬉しい静岡の畳屋の姉さんです。
式典前のセレモニーとして、前回のブログでご紹介した以外に次のようなものもありました。
剣道↓
剣道を披露した四人中お二人はオマハの方、お二人は日本人、そのうち一人は静岡鉄道専務、つまり私の同級生です。

畳の作業台の完成を待つ間、社長は畳の裏に縫い付ける藁を選別していました。
オマハの方が、麦の穂が付いたドライフラワーと動物園の象の餌になる藁(カット前)を用意してくださいましたが、結局象の餌の方を選びました。
そしていよいよ畳の手縫いの実演が始まりました。まず寸法を測って畳表の一辺を切ります。
この畳用の包丁や大きな針を無事に日本から持って来れてよかったです。これは畳表に縁と縁下紙を縫い付ける「平刺し」という作業です。↓
和太鼓の演奏も始まりました。演奏しているのは全員オマハの方です。社長は包丁で畳床を切り揃えています。
縫い付けた縁と縁下紙を折り返して畳の角をくるみ、きっちりと折って巨大な待ち針で留めます。
折り返した縁を縫いながら畳の裏に藁を縫い付けていきます。(「返し縫い」)
畳を裏返しに置き、藁を縫った糸をぐいぐい引っ張って絞めていきます。↓
畳が完成しました!畳を縫ってみたい人、触りたい人大募集!!
和太鼓も体験できますよ!
和やかなムードのオープニングセレモニーも終わりが近づいてきました。式典が始まる前に、作り立てホヤホヤの畳を駿府茶屋に収めてきます。
(続く)
株式会社 新海畳店
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