2015年11月16日
畳ってこうやって作るんだ!
こんにちは。
手縫いの畳の製造工程を復習している静岡の畳屋の姉さんです。
新海畳店が普段製造している畳は機械を使っている部分が多く、「京都畳技術競技会」のように最初から最後まで全て手縫いで仕上げるということはほとんどありません。そういった意味でも長男が手縫いで手際よく畳を仕上げていく様子は見ていて大いに感心してしまうのでした。

ここで一つ訂正があります。前回のブログで、「畳の縁が付かない部分の裏に板を縫い付ける」と書いてしまいましたが、板を縫い付けるのは畳の表側でした。
畳床の端に板を縫い付けた後は、そこに段差ができないように藁をこのように↓並べ・・・
そこに「端くくり」(ほつれ止め)した畳表をかぶせてピンと張って巨大な待ち針で留めます。
そして縁を裏返しにして縫い付けていきます。↓(「平刺し」という工程です。)
縁を縫い付けた後は畳を裏返しにして「手カギ」という道具と足を使って縫い糸をぐいぐい締めていきます。関東式の作り方とは違う点の一つです。
再び畳を表に返し、巾を切り、縁を外側に折って裏に藁を付けながら縫っていきます。(「返し縫い」という工程です。)
そしてまた裏返して縫い糸を締めます。審査員の厳しいチェックが入ります。
なかなか綺麗に縫えているではありませんか。ねぇ、社長!?
最後に縁が無い部分を藁と一緒に縫い・・・↓(「框縫い」という工程です。)
表に返して寸法を確認して完成です!
凄い速さで作業をしているように見えましたが、完成したのは制限時間の3時間ギリギリでした。は~、間に合ってよかった。時間を超えると減点されてしまうのです。
結果発表は後日です。まずは長男君、お疲れ様~!