2015年11月13日
長男との再会にワクワク!
こんにちは。
久々に長男に会えて嬉しかった静岡の畳屋の姉さんです。
11月11日、社長と私は新幹線で京都に向かいました。主な目的は「第84回京都畳技術競技会」の見学です。
京都畳技術専門学院の学院生が、学年毎、限られた時間の中で決められた課題に従って畳を制作し、大勢の審査員がその出来栄えを採点します。
ちなみに長男は昨年も一昨年も学年で優勝しました。会場に長男の名前が入った去年の優勝旗が飾られていました。

研究科1,2年生の作品も展示されていました。
長男がこんなに難しい畳も作れるようになったんだ!と感激して見ていたのですが、社長はこれを見て
「う~ん、まだまだだな。」
という厳しいお言葉!そこで長男本人に突撃インタビューしました。競技会前にちょっかい出してごめんね。でも長男はにこやかに
「あれはダメだよ。だってやり方を教わりながら初めて作った作品だもの。練習も何もしていないヤツだから。」
と答えてくれました。
開会式後、いよいよ競技開始です!
作る畳は「板入れ」といって、縁が付いていない部分の裏に板を縫い付ける丈夫な畳です。畳全体の寸法を測り、その板を寸法に合わせて切り、端の方は斜めに削ぎ、キリで畳針を通す穴をあけます。
2枚の板を重ねて同時に穴をあけています。凄い速さです。
何度も寸法を測り、長さを決めたら包丁で畳床を切ります。
開始後10分。板を畳床に縫い付け始めました。
長男の鼻の頭から汗が滴り落ちました。凄い気迫を感じます。
(続く)