2017年04月03日
お世話になった嵯峨藤本畳店
こんにちは。
これからの生活が楽しみな静岡の畳屋の姉さんです。
平成29年3月31日、ついに長男が4年間お世話になった京都とお別れする日となりました。
この日は長男は早朝からお寺の畳のお仕事があり、朝8時半には仕事が終わるということでしたので、私と社長は朝4:50に車で家を出て京都を目指しました。
京都東インターを出て暫く道が混んでいましたが、9時頃に嵐山の嵯峨藤本畳店さんに到着しました。早速親方がお抹茶を点ててくださいました。
今までの長男の様子を伺い、今後のことや畳業界のことなどをお話しました。長男は何でもできる子で、特に段取りがよくできる、とてもいい子だとお褒めの言葉をいただきました。
親方と3人の弟子達です。この日を限りに最年少の堀田君を残して年長者二人が藤本さんの元を去ります。そして翌日、九州出身の新入社員(京都畳技術専門学院1年生)が一人入るそうです。堀田君もいよいよ先輩ですね。若い後継者達、皆頑張ってほしいです。
親方には本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
そしてもう一人、お会いしてお礼を申し上げたかった方がいます。それは親方のお母様、御歳96歳になる「おかみさん」です。
長男達は昼食は配達してもらうお弁当を食べていたそうですが、更におかみさんがいつもうどんを作ってくださり、16時の休憩の時には菓子パンを出してくださったそうです。新入社員が入る度に
「あんたが卒業するまで私は生きているかどうかわからないよ。」
と冗談混じりにおっしゃるそうです。そのおかみさんから長男がこのようなお土産を手渡されていました。
私はまだ一度もおかみさんにお会いしたことがありません。この日も是非お目にかかりたいと思っていたのですが、ご自分でデイサービスにお出かけになった後でした。おかみさんにご挨拶できなかったことだけが心残りです。
(続く)
畳を通してお客様に感動とやすらぎをお届けします。
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