2015年08月05日
開館10周年!京都迎賓館
こんにちは。
日本の職人技に感心する静岡の畳屋の姉さんです。
前回のブログでは、京都迎賓館の「藤の間」と「桐の間」をご紹介しました。今回は京都迎賓館の開館10周年を記念して一般に(要申込み、当選者のみ)初公開された「水明の間」などをご紹介していきます。
「水明の間」は首脳会談で使われるお部屋で、これまでに98回利用されているそうです。
船底をイメージした天井と、天井から下がる京指物のオブジェが印象的ですね。ブッシュ大統領は「まるで宇宙ステーションのようだ。」と語ったそうです。
こちらは藤の間の天井の灯りです。↓
錺金物(かざりかなもの)↓
↓截金(きりかね)
截金とは、純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせたものを貼り付け、種々の模様を描き出す技法です。
この和舟をつくる技術も今や希少なもので、これを機に技能が継承されたのでした。
大工、左官、表具、建具、畳、石造工芸、庭園・・・様々な所に職人技が集結しています。
畳職人として技術の継承の一旦を担えたら・・・。京都で修行している長男の方が関わる機会が多いかもしれません。
Posted by 畳屋の姉さん at 17:40│Comments(0)
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