2013年04月25日
日本初の「畳供養」
こんにちは。
京都で行ってみたいところができた畳屋の姉さんです。
今日の14時~、京都の浄土宗大本山、清浄華院(しょうじょうけいん)で日本初の畳供養が行われました。
全国畳産業振興会によると、畳替えをしたお客様から
「古い畳には大切な思い出が染みついているから、丁寧に処分してほしい。」
という声が多く寄せられたからだとか。
これが畳供養の様子です。↓(フェイスブックからシェアさせていただきました。)


供養中は畳職人達が炎を取り囲み、新しい畳を担いで敬礼し、供養の炎が燃え尽きた後はこの新しい畳が「縁起畳」として先着20名に配布されたそうです。
畳供養が行われる清浄華院には、大殿という120畳もの広さを誇る場所があり、そこが常に新鮮ない草の香りに包まれているため、「畳寺」と呼ばれるようになったとか。
これは実際に行ってみるしかありません!
2013年04月25日
長男の誕生日だったのに・・・(T_T)
こんにちは。
長男の誕生日なのに長男がいなくて寂しかった畳屋の姉さんです。
昨日は長男の誕生日でした。19歳になりました。
おとといの夜0時過ぎ、長男に「誕生日おめでとう!


それにしても19年、いや、お腹の中にいた時を入れると20年、あっという間でした。その間長男には何度かピンチがありました。
最大のピンチは妊娠初期。出血が何度かあり、産婦人科の医者に
「残念ですがお子さんは99%亡くなっています。手術してお腹から出した方が母体にはいいです。」
と言われました。納得できなかった私は、医者に
「99%亡くなっているということは、1%生きているということじゃないですか!私は手術しませんから!」
と言い放ちました。そして帰りの車の中で大泣きしました。
あの時自分の勘を信じて本当によかった。医者の言う通りにしていたら、長男はこの世にいませんでしたから。
出産の時もピンチでした。長男は産まれたはずなのに暫く産声をあげませんでした。私は分娩台に仰向けに寝ているので、足元で何が起こっているのかさっぱりわかりませんでした。助産婦さんがあたふたしている雰囲気は伝わってきました。立ち会ってくれた社長の顔をじっと見上げましたが無言のまま。
「ねえ、嘘でしょ?何とか言ってよ!」
と思ったその時、変なカエルの鳴き声のように長男が第一声を発しました!あまりにも変な声だったのと、生きていたという安堵感から、社長と顔を見合わせて笑ってしまいました。

でも暫く長男は酸素マスクを付けられ、ぐったりしていました。
幼稚園の3年間は、毎年ほぼ5月から夏休みまでお腹を壊して欠席しました。毎日嘔吐と下痢を繰り返し、バスタオルでぐるぐる巻きにして点滴を受けたこともありました。担任の先生が七夕の短冊に「新海君が幼稚園に来れますように」と書いてくれたのを覚えています。
そんな長男が、今、自ら京都に行って修業しているのです。
京都畳技術専門学院の入学式の写真、入手できました!新入生は4名です。

上の写真は一番左奥が、下の写真は右から2番目が長男です。

GWには帰ってくるのでしょうか?帰ってきたらちょっと遅い誕生会を開きたいと思っているのですが・・・。