2020年03月26日
パワースポットだらけの国東半島の両子寺
こんにちは。
独特な雰囲気の仏様からパワーをいただいた静岡の畳屋の姉さんです。
初めての国東半島に行くにあたり、御朱印コレクターの私としてはどこか一カ所でも神社かお寺に行きたいと諸冨さんに相談したところ、七島藺学舎から諸冨商店に行く途中で両子寺(ふたごじ)に寄ってくださいました。
両子寺はとても敷地が広く、全てを回ることはできませんでした。足を運んだ中で私が特に印象に残ったのは「奥の院本殿」です。
そこに行く途中、石でできた小さな仁王像が立っていたのですが、これが怒った顔をしている割にはちょっとユーモラスな仁王像で。

さて、登りの石段が現れました。ふもとの左右には石の獅子がいて、その足元に
「ご参拝の方で足腰の悪い人はこの獅子の足をさすって強い足にあやかってください」
と書いてありました。獅子が乗っている石の台には「慶應〇年建立」のようなことが書かれていました。
石段を登り、山道を歩いていくと、「奥の院本殿」が見えてきましたが、その造りに驚きました。

この薄暗い建物のような洞窟のような中に入っていくと、石仏が幾つか並んでいました。
優しい表情の仏様、ちょっぴり怖い表情の仏様・・・。京都や奈良にあるような木像や乾漆像とは雰囲気がまるで違いました。
石仏の奥には、飲むと不老不死になるというお水がちょろちょろと流れており、小さな杯のようなものとスプーン程のひしゃくが置いてありましたので、そのお水をいただいてきました。
山道を戻る途中、「お山巡り 七不思議 百体観音霊場へ」という看板がありました。なかなか細くて険しそうな道です。こちらは次回、お天気が良ければ行きたいですね。
次回国東半島に来る時には、もっと時間に余裕をもって来たいと切に思いました。