2019年01月24日
モダン乱敷きで表替え(1)
こんにちは。
ISOの維持審査が終わってほっとしている静岡の畳屋の姉さんです。
毎年この審査前になると、私は気が重くなります。そして夜も会社に籠って書類に目を通したり、整理整頓、清掃などをします。そんなことをしなくても普段の様子を審査してもらえばいいのですが、なんだか落ち着かなくて。
1/22に審査が終わり、今は畳表の切れ端で小物を作っています。
やはり私は書類整理よりもこういう工作の方が好きだな~。
過日、大学時代の友人から畳の表替えの依頼がありました。大体いくらになるかと電話できかれたので
「どんな畳表を付けるかによってお値段も色々だけど、一畳あたり8,000円~がおススメだよ。」
と答えました。
しかし、この時私は大きな勘違いをしていました。友人宅の畳を写メで送ってもらったら・・・

なんと!縁無し一畳ではありませんか

友人に、これと同じような畳表はできないことを伝えた上で希望を伺いました。友人は天然イ草を希望しました。
何かペットを飼っているかと伺うと、ワンちゃんがいるとのこと。そこで、一つのお部屋にイ草の畳表と和紙の畳を混在させることを提案しました。和紙表は擦り切れにくい、日焼けによる変色がほとんどない、水に強いという特徴があるのです。しかし、イ草のようないい香りはしません。 そこはイ草の畳表も使用することでカバーします。
電話でカウンセリング的に現状や希望などを伺った後、社長と共に畳表の見本を持って友人宅に伺いました。そして、
「ちょっと変わったデザインにしてみない?」
と、モダン乱敷きを提案しました。
6枚ある畳の内1枚を半分に切り、同じ列の端に移動させる感じです。そして、出入り口の一番頻繁に歩く所を和紙表にしました。
さて、いよいよ畳替えです。六畳間が間付きで二部屋なので、生活に支障をきたさないよう一間ずつ日にちをずらして施工させていただきました。
何が始まったのかと気になるワンちゃん。↓
ここにあった畳はどこに行ったのかと不思議に思っているワンちゃん。↓
(続く)