2015年09月03日

階段の踊り場に畳

こんにちは。

白紙撤回に懲り懲りな静岡の畳屋の姉さんです。




 一昨日夜、とうとう2020年東京五輪のエンブレムが白紙撤回されました。

 私は始めはS氏の盗作疑惑や不適切な受け答えにface09でしたが、今は大事な事を決定する組織のあり方や、責任の擦り付け合いにface09です。国立競技場のデザイン変更の時もそうでした。

 時間とお金が無駄になる白紙撤回、もう起こらないことを祈ります。


 今日ご紹介する畳の施工例は、ちょっと珍しいものです。階段を上がると、普通は畳を敷かないようなところに畳が!face08
踊り場の二畳


 いわゆる「踊り場」ですね。上の写真で説明すると、下の方から上がってくるとこの畳敷きの踊り場があり、左の方にさらに階段が続いています。
 左に2~3段上がるとすぐに階段は向きを変え、畳の上を上っていくようになっています。
踊り場の上から


 作り付けの机の天板があります。現場見学会の時にはここに住宅に関する資料が置かれていました。
踊り場の天板


 柱の部分の畳。↓もし畳の向きが90度違っていたら、柱と天板と上にある階段が邪魔で畳を敷くことができませんでした。
踊り場の畳の柱型



 この踊り場の畳コーナーも、更に階段を上ったところにある空間も、秘密基地のようでちょっとワクワクします。









  


Posted by 畳屋の姉さん at 12:01Comments(4)変形畳オリンピック