2015年02月24日

一級建築士になった教え子と建築施工管理技士の資格を取った教え子と・・・

こんにちは。


すっかりり立派になった教え子に感無量の畳屋の姉さんです。



 先日、名古屋で一級建築士として活躍している教え子U君が静岡に来ました。彼と会うのは3年前の同窓会以来です。

 U君は中学生の時、美術の授業には一生懸命取り組んでいました。3年生の夏休みの自由研究で東京都庁の建物の模型を作った程です。私の最後の授業「環境デザイン」の話は今でもはっきり覚えているとか。嬉しいじゃ~ありませんか!face02

 U君に静岡のどこに行きたいかと尋ねたところ、芹沢銈介美術館、SBSビル、駿府城ひつじさる櫓、セノバのバスターミナルという答え!建築士らしいちょっとマニアックな答えですね。

 芹沢銈介美術館は登呂遺跡と併設しており、新海畳店のすぐ近くにあります。静岡市の観光スポットの一つですね。それなのに地元の人はあまり足を運ばないような・・・。私自身、前回芹沢けい介美術館に行ったのは多分数年前です。U君だって高校を卒業するまでは静岡に住んでいたのに、登呂遺跡に行ったのは小学生の遠足以来とか。

「あれ~?こんな感じでしたっけ???」

を連発していました。face02

 
さて、お目当ての芹沢銈介美術館に着きました。


芹沢銈介美術館入口



芹沢銈介美術館は今は亡き白井せい一の設計です。(正しい「せい」の字が表示できません・・・。)
(U君に教わりました。)

中庭には紅白のしだれ梅が咲いていました。


この日は偶然、このお庭が見えるフロアで緑茶のサービスがありました。

ラッキ~166face02

芹澤銈介美術館中庭



 美術館で作品ばかり観ていた私に(普通の人はそうすると思いますが)U君は美術館の天井のつくりや、壁の石の形状のことを気づかせてくれました。U君は展示されている作品よりも美術館そのものを観たかったのです。さすが建築士!目の付け所が違います。face08建物は設計士の作品ですものね。face01

 
さて、次なるお目当てはSBS(静岡新聞社・静岡放送)の建物です。

SBS本社



これは今は亡き丹下健三氏が設計した建物です。(U君に教わりました。)

 U君は小学生の時からこの建物が好きだったとか。建築に関する興味と知識はその頃から美術の先生を超えていたのですね。しかもそれを貫いて仕事にしているところが凄い!U君のおかげで身近な建物の魅力に気づくことができました。



(話が長くなってしまったので「~建築施工管理技士の資格を取った教え子と・・・」については次回のブログにて。)



  


Posted by 畳屋の姉さん at 15:38Comments(0)静岡の話題教え子