2018年10月25日
東京の親戚宅の畳替え(2)
こんにちは。
スマホの復活を願う静岡の畳屋の姉さんです。
一週間前にアップルの修理店に電話をし、今週金曜日にやっと修理の予約がとれました。と言っても修理できる状態かどうかはわかりません。頑張れ!スマホ君

9/17、いよいよ東京の親戚宅で畳替えをする日です。私は出仕事を見るのは初めてですし、社長と長男が一緒に出仕事をするのも初めてなら、長男がポータブルミシンを使うのも初めて。もう初めて尽くしです。
まず畳をあげてベランダに出しました。床板が見えたお部屋の中心にブルーシートを敷いて畳の作業台を置き、作業が始まりました。
最初は畳を裏にして作業台の上に置きます。この状態で框と縁を縫い付けている糸を包丁で切ります。
次に畳を表に返してサイズを確認して縁と表を外します。
畳床に面白いラベルが付いていました。畳床の製造者と「昭和45年製造」と書いてあります。
次に、新しい畳表を乗せ、ピンと張ります。
畳の下の両端に角材のようなものを入れて畳を反らせています。このようにして框(縁が無い辺)を縫うと、角材を外した時に畳表がピンと張れるのです。
框を二人同時に縫っています。
畳の上に置いてあるのはこれです。↓
ゴザの切れ端で作った針山のようなもので、中に黄色い縫い糸が入っています。中央に置いてある黒い三角のものは「手当て」という道具で、中に金属の板が入っています。これを手の平側に付けて、畳に針を刺す時に手の平でグッと押し込みます。「手当て」を付けないと多分手の平に穴が開いてしまうでしょう。
今日はこの辺で。(つづく)