2017年12月05日
四天王について調べました
こんにちは。
土日で体重が増えてしまった静岡の畳屋の姉さんです。
早いものでもう12月の2週目です!

先週の土曜日、早速忘年会が二つ重なってしまいました。翌日曜日はお友達とランチ、夜は次男の誕生会でしゃぶしゃぶ食べ放題。こんな生活で痩せるわけがありません。

前回のブログで「四天付き拝敷」の製造の様子を投稿しました。
拝敷全体が仏界における世界一高い山「須弥山(しゅみせん)」を表し、四隅の四角い紋縁が四天王を表すとなると、これは四天王について調べないわけにはいきません。
私が「四天王」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、東大寺戒壇院の四天王(塑像 国宝 8世紀天平時代)です。

各四天王のポーズと表情、踏まれている邪鬼達。どこを見ても見飽きない仏像です。


四天王は天上界の「六欲天」という人間界に近いまだ欲望のある世界の中の第一天、「四大王衆天(しだいおうしゅうてん)」に住んでいます。そして須弥山(しゅみせん)頂上に住む帝釈天に仕えて仏法を護っています。釈迦から仏教の守護を託されたそうです。
【持国天(じこくてん)】
四天王の中で唯一兜をかぶっているのが特徴。四方のうち東を守護するが、他の三州もかねて守護するため「持国天王」と呼ばれる。領土を守り、人々を安心させてくれる神。持ち物は刀や鉾、宝珠が多い。
【増長天(ぞうじょうてん)】
口を開き、右手に刀剣を振り上げるポーズが多い。梵名の『ヴィルーダカ』の意味が『成長、増大した者』と言う意味から、『増長天』と呼ばれるようになった。生育、増長する力から五穀豊穣を司る南方の守護神。
【広目天(こうもくてん)】
右手に筆、左手に巻物を持つ姿で表現されることが多い。特別な眼で世の中を観察し、衆生を導き守る西方の守護神。
【多聞天(たもんてん)】
宝塔を捧げ持っているのが一般的。「仏陀の近くで多くの説法を聞く」という意味の名を持つ北方の守護神。財宝富貴を司る。
日本では四天王の一尊として造像安置する場合は「多聞天」、独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ぶ。
室町時代末期には日本独自の信仰として七福神の一尊とされ、江戸時代以降は特に勝負事に利益ありとして崇められる。
え?多聞天=毘沙門天=七福神の一尊?

神様、仏様の姿は時代によって変わりますね。四天王も、東大寺戒壇院のものよりも前の飛鳥時代に作られた法隆寺金堂のものは、このような直立像で、表情はかすかな微笑です。↓

仏像は奥が深いですね。
さて、そんな歴史的且つ仏教的な意味のある「四天付き拝敷」を縫っている長男。お尻の下には最新の熱圧着工法で作った薄畳があり、靴の中には畳表の中敷きが入っているのがなんだか面白いと思いました。
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Posted by 畳屋の姉さん at 12:01│Comments(0)
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