2018年07月23日
畳の踏み比べ
こんにちは。
畳を踏み比べていただきたい静岡の畳屋の姉さんです。
新海畳店のショールームに様々な素材の畳を並べました。
一番奥、イ草が入っている花瓶を置いてあるのが藁床の畳で、その手前がオールボードの畳床の畳です。厚みや重さはほぼ同じですが、踏み比べてみると藁床の方が適度なクッション性があることがお分かりになると思います。
その手前のグレーの畳は、縫って仕上げた15mm厚の畳、その手前の畳は熱圧着工法による畳の初期型になります。厚みは10mmです。どちらも硬い感触です。
そして写真には少ししか写っていないのですが、更に手前に緑色の、熱圧着工法の最新型の畳を置いてあります。感触は藁床のように適度なクッション性があります。
先日、お客様に畳の踏み比べをしていただきました。
お客様は足裏に神経と集中させ、様々な畳の上を行ったり来たりされました。
「あ~、本当だ!畳ってこんなに色々あるのですね。」
「一番端の最新式の置き畳と、反対の端の藁床の畳と感触が似ていますね。」
とおっしゃいました。さすが!お目が高い

それにしてもなんだか楽しそうですね。
ヒールを履いてお仕事されている方は、靴を脱ぐと解放感に浸れます。足裏も刺激されてマッサージ効果もありますよ。
そういった意味では、フロ―リングにスリッパの生活よりも、畳に素足で生活されることをお勧めします。