2014年11月18日

第83回京都畳技術競技会の様子(後半)


こんにちは。

長男はいいヤツだな~と思う畳屋の姉さんです。



 話は前後しますが、競技会が始まる前のこと。長男は後輩の背中にゼッケンを付けてあげていました。
ゼッケンを付ける


 ピリピリした雰囲気の中で、ここだけ温かい空気を感じました。face05
 競技会が始まると、長男の表情は一変しました。前半の様子は前回のブログをご覧ください。今日は途中からご紹介します。

 何度か切り込みを入れないと、硬くて畳床が切れません。↓

平刺しに切り込みを入れる


平刺し側の床を切る


 この後、縁下紙と縁を折り返して、前回のように凄い顔をしながら裏側に藁を縫い付け、畳全体を裏返しました。

 そして手鍵と金槌を使って糸をぐいぐい締め上げました。↓

手鍵で糸を持ち上げる


更に足を使って糸を締めあげました。↓

足で糸を締める


 
そして・・・やっぱり凄い顔!↓

框を縫う


 今年は長男の学年の子達は全員制限時間ぎりぎりに作業を終えました。あとは出来栄えで点数が付けられます。

 結果発表は今月25日。さてどうなることやら。

競技会が行われた当日の夜9時過ぎ、長男から

「今日は来てくれてありがとう。」
とメールが来ました!いいヤツです!!
face05
  


Posted by 畳屋の姉さん at 17:39Comments(0)