2020年09月05日
紺屋の白袴。畳屋の姉さんの実家の畳にカビ!
こんばんは。
なかなかブログを書く時間が作れなくて夜中に会社に来た静岡の畳屋の姉さんです。
8月のお盆休みの少し前、私の姉から
「お父さんの部屋の畳にカビが生えちゃった!どうしたらいい?」

と連絡がありました。そこで、お盆休みに社長と一緒に私の実家の畳を綺麗にしに行きました。
私の実家の父は大正13年生まれの96歳。昨年5月に誤嚥性肺炎で救急搬送されて以来、病院、老健施設、福祉施設等のお世話になりながらどうにか暮らしています。
現在は福祉施設に入所しているのですが、そこは最長3か月しか入所できないので、3か月お世話になると1か月は自宅で生活し(その間もデイサービスやショートステイにはお世話になるのですが)その1か月が過ぎるとまた3か月入所という生活を送っています。
さて、問題の父の部屋ですが、父が5月中旬から6月中旬まで過ごした後はそこに出入りする人が殆どいなくて、窓の開け閉め等もされなかったのです。そして7~8月の長雨と猛暑。気付いたらカビが生えていたということです。
父の部屋の畳は、最近表替えをした畳と古い畳が混在していましたが、古い畳にはカビが生えていなくて、新しい畳に集中していました。新しい畳の方が湿気を沢山吸い込んでしまうのですね。
カビた畳は社長が担ぎ出し、庭を通って駐車場のコンクリートの上に広げられました。
まず亀の子たわしで全体をブラッシングし、アルコールを霧吹きで吹き付け、ボロタオルで拭きました。縁の際は特に念入りに。あとは日に充分当てて乾燥させました。
これでひとまず解決しましたが、同じ条件を繰り返せば、またカビは生えてしまいます。特に父の部屋は、ガラス戸1枚隔てて庭に接しています。つまり湿気が上がってきやすいのです。
そこで対策としてエアコンを取り付けました。姉には時々エアコンをつけたり窓を開けたりするようにと伝えました。
今月半ばに父が実家に帰ってきます。その時まで居心地がいいように部屋を整えておきたいです。