2015年12月02日
畳のケツをさらう???
こんにちは。
職人言葉に興味深々の静岡の畳屋の姉さんです。
昨日、畳の表替えのお手伝いをしていた時のことです。社長が社員に向かって
「この畳はケツをさらった方がいいぞ。」
と言っていました。
「何何?『畳のケツをさらう』ってどういうこと??

と、すかさず社長に質問しました。
昨日の表替えのお仕事は少し変わったお仕事で、畳を1枚だけ縁付畳から縁無畳にするというものでした。
縁付畳は畳床の長い辺を縁で覆っていますが、縁無畳は厚い畳表を畳床の横まで折り曲げるので、その分畳床の横の面、特に下の方を削った方がいいぞということでした。
下の写真のように、畳床の下に板を当てながら包丁で『畳のケツをさらって』いました。
「ここって畳のお尻だったんだ!」
下の写真は1枚だけ縁無畳にしたお部屋です。どの畳が縁無畳かおわかりになりますか?
こうすることによって、お部屋全体の畳の縁がどこを見ても1本縁になっていてスッキリ見えますね。
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