2018年05月02日
フエルトの切れ端、要りませんか?
こんにちは。
イベントが大好きな静岡の畳屋の姉さんです。
GW、あちらこちらでイベントがありますね。イベントといえば美味しいものと手作り品は欠かせません。どちらも私の好物です


新海畳店としては明日(5/3。雨天の場合は5/4。)静岡市葵区幸町37の神名宮で行われる工務店のイベントで、畳のコースターとストラップ作りを行います。お近くの方は是非お越しください。
新海畳店では、2年程前から熱圧着工法による薄畳を製造しています。厚みは約1cmですがほどよいクッション性があり、フローリングの置き畳として最適です。

この薄畳を製造する際、沢山の分厚いフエルトの端材が発生してしまいます。なんだか捨てるのがもったいないですね。何かに使えないかな~と社内で考えたのですが・・・・
「お客様の家具の下に敷くように渡してきたら?」
「車の中に敷けないかな?」
いずれもこの大量の端材を使いきれるようなアイディアではなく、始めの方は捨ててしまいました。でもやはりもったいないし、事業ゴミなので処分するにもお金がかかります。そこで、手芸好きなお友達に声をかけてみました。すると早速新海畳店にフエルトを取りに来てくれて、しかも試作品をすぐに作ってくれました。
試作品の製作中、ふらっと立ち寄った友達も巻き込んで、にわか工作教室が始まりました。

材料はフエルトの端材とハギレと両面テープです。
こんなに分厚いフエルト、うまく切れるのかな?と思いましたが、普通のハサミで切れました。
フエルトで長方形のパーツを4つ作ります。4つのうち一つは大きめに切ります。それがミニチュアの椅子の背もたれの部分になります。そしてそれぞれを両面テープを使って布でくるんでいき、最後にパーツを貼り合わせると、可愛い椅子の出来上がり!
私も作ってみましたよ。私の場合、せっかくなので畳の座布団も試作して・・・
こうなりました

現在、新海畳店の展示場の一角にこのように置いてあります。↓
これは続きでソファーやテーブル、ベッドなども作ってみたくなりますね。
「私も何か作りたい!」と思った方、ご一報ください。フエルトの端材はまだまだありますので。