2016年12月02日
50年振り?!建具屋さんと協同作業の畳
こんにちは。
珍しい畳のお仕事を観た静岡の畳屋の姉さんです。
今週、新海畳店ではちょっと珍しい仕事をしていました。
その珍しい畳はこの下に敷いてありました。
これが入っていた古い畳です。↓木枠にゴザと紋縁が付いています。
このような畳を「板畳」または「上げ床」というそうです。(他の呼び方があるかもしれません。ご存知の畳屋さんは教えてください!)
この木枠の部分は建具屋さんにリメイクしてもらいました。その間に新海畳店ではゴザに紋縁を縫い付けます。紋の模様がずれないように注意しながら・・・。
あれ?幅が違う紋縁を2枚重ねて縫っていますよ。どういうことでしょう???
建具屋さんから木枠と木枠の底にはめる白い板が届きました。畳屋の仕事と合体させます。
一番上の畳だけに注目してくださいね。今、板畳を裏返しに置いて白い底板をはめているところです。
きっちりハマりました!この底板の白い部分はなんと絹が貼ってあるそうです。畳を敷きこんだら全く見えなくなってしまうこの裏側に絹を貼るなんて!!

あ~!紋縁を2枚重ねて縫っていた意味がわかりました!!幅の狭い紋縁はゴザに縫い付けて、もう1枚の幅の広い紋縁はこの木枠を包んだのですね!!

この板畳はこのような所に収めました。
板畳が長い割には入口がとても狭く天井も低かったので、腰をかがめて二人がかりで斜めに入口を通し、中でまた違う角度に斜めにしてやっと敷きこんだそうです。
この板畳を収めたお部屋を次に開けるのは、なんと50年後だそうです!!

技術を継承させるには、もう少し短いサイクルでご開帳して畳替えをしましょうよ~!
