2020年05月06日

効率よく綺麗に仕上げるには?

こんにちは。

連休中も出社してパソコンに向かう静岡の畳屋の姉さんです。


 まず行うことはメールのチェックです。沢山の迷惑メールを含むメールを慎重にチェックしていくと、ありました!ホームページからのお問い合わせメールが。ホームページをリニューアルしてからボチボチ来るようになりました。


 さて、大量の、しかも納期がシビアな襖替えをいかに効率よく綺麗に進めるか。

 前回のブログでは、弊社独自のルールを作ったことを書きました。

 それ以外にどんなことをしたかというと・・・。

その1=道具の購入

・刷毛を2種類買い足しました。特にこの「中糊用」の大きな刷毛は優れものでした。使い心地が今まで使っていた刷毛と全然違います。一度に多くの水分を含むため、糊の継ぎ足しの回数が少なくて済み、幅も広いので一回のストロークで広い面積の糊が塗れます。
大きい刷毛


・取っ手の釘抜きを2種類購入しました。今までは「縁敷き」(裁縫用具の「目打ち」のようなもの)とバールとペンチで釘を抜いていましたが、これで楽に早く抜けることが増えました。
釘はずし



その2=作業環境の改善
・車庫の車を移動し、作業台を2台直角に配置し、トラックの荷台を切った襖紙と襖置き場にしました。糊を使い始めたら、車庫には風と埃が入らないように締め切って作業を行いました。

その3=ストッパーの装着
・万力と巨大クリップでアクリル定規を固定し、枠を外す作業をやりやすくしました。
手作りストッパー



その4=作業ベルトを装着し、道具は常に身に付けました。

 「塵も積もれば山となる」
 少しの工夫と改善でも積もればかなりの時間短縮になります。そして、道具は拘るべきと痛感しました。

(続く)



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Posted by 畳屋の姉さん at 17:28│Comments(0)新海畳店襖・障子・網戸
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